松村 英樹 闘魂日記

燃える闘魂 MATSUMURA BLOG

お通夜

2010-05-12 12:37:00 | Weblog
大好きな先輩のご尊父が永眠された。
謹んでお悔やみ申し上げます。


近所であることもありご尊父にも大変お世話になったが、僕は先輩のことが気がかりである。
だってすごくやさしい方なんだ。


僕がJCに入って間もない頃に中州の飲み会に駆り出された。
その当時も理事長から一本いただきました!なんてのがあって安くに飲ませていただいていたのだがまだワカゾウの僕の給料ではそれなりに痛いものである。

そんな時に先輩は飲む?帰る?なんて気遣ってくれ、さらにこれでタクシーに乗って帰り!なんて言って1万円くれたりもしたんだよね。
理事長みたいな発表もないのにさ。
4000円なんて高いやんか!と登録料で文句を言ってる先輩を知ってるだけになんとも申し訳ないやら粋を感じるやらで感動したものだ。


その先輩のご尊父が旅立たれたのだ。
胸中はすごく苦しいと思う。


通夜には多くの友人の方々が駆けつけていた。
今朝まで一緒だった先輩方も多数お見えであった。
たぶんくたくたであろうコウチャロウも駆けつけていた。
生前の人徳とやさしさが人を引き寄せたのだろうと思う。


長門さんの講演を聞いた後だからかもしれないが、僕があの世に逝く時もこんな風に見届けてほしいとふと思った。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。




旅立ちの朝

2010-05-12 12:11:01 | Weblog
5月10日(月)
今日で北釜山特友会(OB)メンバーも現役メンバーも韓国へ帰る。
本来ならチェさんを送りに港まで足を運びたいところではあるが、当たり前のようにケイゴが見送りに行っちまったので残った僕は仕事をせねばならん。



そこでせめてプラザホテルでお見送りしよう!と決めた。
すでに買い込んでいた18人分のおみやげを手に8:50にプラザ到着。
予定表では9:00出発である。



ロビーにはすでにS先輩がいた。
でも他には誰もいない。
聞けば9:30出発に変更になっていたそうだ。すまろでの発表だったのでSさんも僕も知らなかったんだよね。
ちぇっ。



ま、いっか!と一服していると9:10過ぎにバスが到着し諸先輩方も次々と姿を見せた。
みんなでロビーでしゃべっていると20分過ぎから北釜山メンバーが集まりはじめた。
「お~アンニョンハセヨ!」だの「グッドモーニン!」だの「おはようございます!」だのと言いながら握手。
  


そこにパク会長も登場。
僕を見つけるなり「オォ~マチュムラ!仕事ナイデスカ?」やて。
爆笑する先輩たちに囲まれつつ「なんでこんな目に・・」ってな感じである。
仕事を抜けてきたっちゅうねん!!!
  


みなさんがバスに乗り込み始めたので車内でおみやげを配る。
こうしないと渡したのか渡してないのかわかんなくなっちゃうんだよね。
みなさん「カムサハムニダ!」なんつって言ってくれてちとウレシ。
  


でもパク会長は「オ~マチュムラ!おカネアリマスネ!」やて。
つい吹きだしちまったが、どうも会長の目には僕が上品でハンサムな紳士とは写ってないようだ。
(うそうそ!とても仲が良いだけやけんね!)
  


外に出てガラスの窓越しにチェさんに手を振りチェさんも振り返してくれたと同時にバスは港へと出発した。


いや~とうとう北釜山メンバーも帰っちまった。
今思えばもっとなんかできたんじゃないのか?と思わなくもないが、たぶんこれ以上無理すれば倒れるだろう。
ふらふらするけどがんばってよかった!
すごく義理人情に厚い方ばかりだから次に会うのも楽しみだしさ。



みんなも友情を大切にね!
(でも、親しき仲にも礼儀ありってのを忘れたらいかんぜよ!)




今度こそ直方ナイト

2010-05-12 11:30:14 | Weblog
で、訃報の連絡であるがこれはユウイチからの情報だったらしい。
ケイゴも感謝していたがよく知らせてくれたもんだ。



楠水閣に向かう途中でそのユウイチから電話が来た。
「おつかれっす!チェさんが探してますよ。」
「・・・お前のせいや。」
「え~っ!何がですか?」
「お前の電話のせいでなぜか事務局に行くわ楠水閣に行くわの大騒ぎや!」
「ぎゃははは!!!んじゃ専務の補佐で走り回ってるんすね。」
「そうそう。じゃけん、22:00には戻れんからその後やな。」
「それじゃ直方に戻ったら電話ください。」
「了解!」


気がつけば直方で飲むことになっていた。



事務所に戻ってユウイチにTELし、いくつかのグループに分かれた後にチェさんはフィガロにいると判明。速攻で向かいチェさんを拉致。
さらに小グループで抜け出して鳥松にて乾杯!
このビールはきつかった。
けどついついその場のノリでがぶ飲みしちまった。
まあ、その分チェさんと仲良くなれたから別にいいのだ。



僕とユウジ以外の直方メンバーは先輩ばかりなので気が楽だったこともありどんどんビールが進む。進む。
気がつけばまたまた酔っ払ってしまう。



ふらふらのままお開きとなり外にでる。
顔を出されただけなのにもかかわらずI先輩がお金を置いて行ってくださったりもしたんだよな。僕が「大丈夫ですって!」と言ったのに「飲まないんだからこのくらいはさせろよ。」なんて言われてさ。
持つべきものは太っ腹な先輩である。
Iさんありがとうございました。



そのままお開きかと思ったらチェさんが「ラーメン食べたい。」やて。
なんとも嬉しいリクエストではないか!
すぐ横の餃子一番に入り込む。
そんときはY実さんと僕・チェさんとキムさんの4人だったのだが後からホテルに戻ったはずのパクさんとユウジが戻ってきて6人での4次会。
     


先に夫婦でラーメン食べていた奥さんが「韓国の人ははじめて見た!」と言っていたので、チェさんを「ペ・ヨンジュンさんです!」と紹介しておいた。
次会ったらぺさんって呼ぶのを忘れないようにしなきゃ!
  


そんなこんなで今度こそ直方ナイトは終了。


いや~ハードな連日飲み会ではあるがなんかおもろいぞ!
それもこれもチェさんがいるからや。
やっぱ友達は大切ですな、実際!




直方ナイト

2010-05-12 10:47:59 | Weblog
講演会を終えて帰宅。
もうゲームする気もビデオ観る気力もなく布団に倒れこみそのまま寝た。



目が覚めるとすでに19:00。
夕食を食べしばらくテレビの前で横になる。
韓国メンバーは今頃すまろかなあ。。なんて思いつつも今日を不参加にしといてホント良かったなんて思う。
行ったところで風邪をうつして迷惑かけるし、そもそも僕自身が飲める体勢じゃないしね。



と、突然アタマが回転しはじめた。
そうや!チョン会長は現役やんか!ってことだ。
つまり直方で飲んでいるOBにチョンさん分のおみやげは渡せまい。
それでなくても上下関係や礼儀に厳しい国である。
僕が韓国で「サカタに渡してください。」なんてプレゼントを貰っても港に置いてくるのと一緒だ。
ヤツなんざあぶらあげでもやっときゃいいのだ!
  


さあ、困った。
これをクリヤーするにはおみやをケイゴに預けて、今うちでメシ食ってる現役メンバーが戻る楠水閣でむこうの委員長に受け渡しするしかあんめい。
とりあえず何時に民食が終わるのか知らんが終了間際に押し込むとすっか!



で、ケイゴに携帯をかけ時間の調整を図る。
するとヤツもなんかバタバタ。
聞けは一旦事務局に戻り訃報をFAXせねばならないらしい。
これは重要である。
少しでも早く情報を発信しなければとんでもない恥さらしである。
例えば通夜の後に通夜の案内がきてもみんなアタマくるやろ。



ここで僕の男気が炸裂。
「よし、わかった!」とまずは韓国メンバーをバスに乗せて一人残ったケイゴを迎えに西小学校まで行く。続いてヤツを事務局まで送り、すぐさまリュウに電話して渋谷さんにつないでもらい情報の正誤確認。
各事務所に訃報FAXが流れたかを確認しようと思った矢先に山本さんから電話が入り、自動的にFAX送信OKが取れた。
さらに事務局から降りてきたケイゴを乗せて一路楠水閣へ。



そして車はケイゴとチョンさんのおみやげを残して楠水閣を後にする。


いや~こんな風に臆面もなく書いちまうからナンだけど、実は縁の下のチカラモチ状態だったのであるぞ!
ちいとは尊敬の念を持ったかな、あははは!







長門裕之講演会

2010-05-12 07:54:34 | Weblog
日曜日の朝はボロボロであった。
二日酔いで吐き気がするわ風邪で目が回るわ未だに足が動かないわで「もう一歩も出歩かんけんね!」と宣言したいくらいのボロボロであった。
とにかくセキをする→足に響いて飛び上がる→急な衝撃にアタマがくらくらするの繰り返し。
悪循環と言うか負のスパイラルとでも言おうか、なんかひとつでもどげかならんか!ってな感じなのである。



でも行かねばならぬ事業がある。
長門裕之講演会である。
正直言うと「もういいや・・」と思わなくもなかったのだが、ケイスケと約束しているしヤツにはチケットを無理して押さえてくれた義理がある。
もう当初の観てみたいというキモチより不義理はできん!ってな感情で車に乗り込んだものだ。



飯塚コスモスコモンに到着した頃リュウよりTEL。
今晩の直方ナイトへのお誘いである。
一瞬(行こうかなあ。)と思わなくもなかったがさすがに自信がないので「俺、今日は無理。」と断っておいた。
すまんなリュウ。でも39度を超えた時点で目が回って仕方ないんだ。



受付を済ませ会場にIN。
すでに満席で3階の予備席へと案内される。ちと遅れたんだから仕方あんめい。



そして長門さんの講演である。
ご夫人の洋子さんとの出会い、結婚、生活の果てに認知症の宣告。そして永遠の別れ。


喧嘩して俺は出て行く!と外に飛び出した長門さんの後を追ってきた洋子さん。
ほんの数分前に喧嘩していたことなど覚えていない洋子さんを見た長門さんの心情が「ごめんな。」だったこと。


映像としてメディアに載せた心境。
世界に誇る日本の医学が真摯に向き合っていないと思われたこと。
メディアの影響によっていずれ認知症は完治すると考えられていること。


長門さんの口から出てくる一言ヒトコトが強烈なリアリズムを伴って僕に迫ってきた。
人ごと・対岸の火事だった認知症ってヤツが、そして介護ってもんを恩返しと考えられるのかというクエスチョンが僕の右脳をフリーズさせた。
いくつもの賞を取った長門さんの演技力によるものではない。
現実というそこにある事実がそうさせたのだ。


NEWSのさくらガールでは散りゆくからきれいなんだと歌っていたが、人はやっぱりさくらじゃない。
避けられないものではあるとわかっていても死なんて立ち会いたくも経験したくもない。
それが最愛の人との永遠の別れを示すものならばどうやってそれを受け入れてゆけばいいのか明確な回答は僕にはない。


ただ、死が避けられないものならばそれまではできるだけユカイに充実した時間を共有したいと思う。
天龍源一郎で言うならば「今を生きる」ってことだ。


回転しないアタマでいろんなことを考えながら会場を後にする。


いや~やっぱ人の話を聞くのは為になるもんだ。
九酸・直方ガスのみなさま、素晴らしい講演会を開催していただきありがとうございました。





*そうそう、席に座ってるとゼットンがやってきた。
仕事しているツラには到底見えないがサボって抜け出してはいなかったようだ。
  


*足をひきずりながら出口に向かうとケイスケがいた。
お客さんに御礼を述べているようだ。
どうせ僕は一番最後に出てきたので(いかんせん歩けない)迷惑はかけまいとべらべら。
  


しかしヤツもタフやなあ。
それとも昨日は必殺の飲んだふり・酔ったふりで逃げ切ったのだろうか???
むしろ「元気があれば講演会もできる!」ってなもんかもな!