19日、直鞍の未来創造委員会によるふるさと未来塾が商工会議所で行われた。これは、私達地域住民がまちづくりについて考え、自由で活発な意見交換を行い、友に故郷の未来を創造していくという趣旨のもと、年6回の会合を行うものである。
2006年度最初の塾では、水をテーマにした環境問題について考えるというものである。そこでシャボン玉せっけんの森田社長をお招きしご講演いただいた。開会前に話をしたのだが、75歳とは思えないパワフルで人間的に興味を引かれる人物だというのが第一印象だった。
テーマに沿った内容は委員会が報告するだろうから割愛する。ここでは生き方について触れたい。森田社長自身が血圧250といういつ死んでもおかしくない状況のなか、5日間の入院生活を余儀なくされて考えた生きるということとはどういうことかという話にすごく感銘をうけた。
「人間、生まれたら必ず死ぬ。悔いのない人生を過ごさないと何のために生きているのか分からない」という話だ。当時43歳、ほぼ今の僕と同じぐらいだ。
それから会社の利益の柱である合成洗剤を廃止し、無添加石鹸に焦点を絞るのだが、経営者としては完全な失敗だとしか思えない。売り上げは1%以下、当然社員からの反発や合成洗剤の生産再開を求められるのだが頑として聞き入れない。それまで勤めていた社員は結局全員退社してしまう。結局18年間も赤字経営を続けるのだがそれでも自分の意思を曲げないこの根底にあるのは、生きるということに対する信念である。
そこにはお金では生まれない人生哲学があると思う。
今、僕はJCの理事長をやらせてもらっている。いろんな難題が降りかかってくる。そのときへこたれないためにももっともっと信念を強くしなくてはならん。
JCは社会開発運動を通して自分自身を鍛え、人生の幅を大きくするステージである。JCに在籍させてもらっていることに感謝し、その機会を大いに利用して成長してゆきたい。
そのことが仕事・家庭にも波及効果を生み出し、ひいては悔いのない人生を歩めるためのステップではなかろうか。
田中幸治率いる直鞍の未来創造委員会、本当におつかれさん。ブログではテーマとは離れたが、俺の目からうろこがボロボロ落ちていったいい時間やったと思う。過去最高の人数で開校できたのも努力のたまものだと思うし、国土交通省遠賀川河川事務所の三浦さんにお越しいただいたのも良かったとおもう。これからもすばらしい塾を運営して、直鞍の未来を住民自らの手で実現してくれよ。
2006年度最初の塾では、水をテーマにした環境問題について考えるというものである。そこでシャボン玉せっけんの森田社長をお招きしご講演いただいた。開会前に話をしたのだが、75歳とは思えないパワフルで人間的に興味を引かれる人物だというのが第一印象だった。
テーマに沿った内容は委員会が報告するだろうから割愛する。ここでは生き方について触れたい。森田社長自身が血圧250といういつ死んでもおかしくない状況のなか、5日間の入院生活を余儀なくされて考えた生きるということとはどういうことかという話にすごく感銘をうけた。
「人間、生まれたら必ず死ぬ。悔いのない人生を過ごさないと何のために生きているのか分からない」という話だ。当時43歳、ほぼ今の僕と同じぐらいだ。
それから会社の利益の柱である合成洗剤を廃止し、無添加石鹸に焦点を絞るのだが、経営者としては完全な失敗だとしか思えない。売り上げは1%以下、当然社員からの反発や合成洗剤の生産再開を求められるのだが頑として聞き入れない。それまで勤めていた社員は結局全員退社してしまう。結局18年間も赤字経営を続けるのだがそれでも自分の意思を曲げないこの根底にあるのは、生きるということに対する信念である。
そこにはお金では生まれない人生哲学があると思う。
今、僕はJCの理事長をやらせてもらっている。いろんな難題が降りかかってくる。そのときへこたれないためにももっともっと信念を強くしなくてはならん。
JCは社会開発運動を通して自分自身を鍛え、人生の幅を大きくするステージである。JCに在籍させてもらっていることに感謝し、その機会を大いに利用して成長してゆきたい。
そのことが仕事・家庭にも波及効果を生み出し、ひいては悔いのない人生を歩めるためのステップではなかろうか。
田中幸治率いる直鞍の未来創造委員会、本当におつかれさん。ブログではテーマとは離れたが、俺の目からうろこがボロボロ落ちていったいい時間やったと思う。過去最高の人数で開校できたのも努力のたまものだと思うし、国土交通省遠賀川河川事務所の三浦さんにお越しいただいたのも良かったとおもう。これからもすばらしい塾を運営して、直鞍の未来を住民自らの手で実現してくれよ。