のどかなケイバ

一口馬主やってます

1998年天皇賞秋の写真

2018-05-11 20:40:58 | 競馬写真
懐かしの写真。今日は1998年天皇賞・秋の写真です。
このレースの注目はサイレンススズカ。サイレンススズカは前走エルコンドルパサー・グラスワンダーと2頭の無敗馬に完勝してました。当時の天皇賞は外国生まれの馬は出走できないルールになってました。エルコンドルパサーもグラスワンダーも外国生まれ。出走できません。前年の優勝馬エアグルーヴはサイレンススズカを恐れたのか、エリザベス女王杯に進路変更。サイレンススズカの強敵となる馬は、1頭も出走してこなかったのです。レースの注目点は、はたしてサイレンススズカは何馬身の差をつけて優勝するのか、その1点だけとなってました。

パドックのサイレンススズカ。

このレースは11月1日に行われました。11月1日1枠1番の馬が1番人気。出来すぎのシチュエーションでした。

サイレンススズカの本馬場入場。

サイレンススズカは1枠1番。つまり一番最初に本馬場に出て来ないといけないのですが、実際は最後に登場しました。地下馬道で靴紐がほどけたようです。
サイレンススズカは当然1着で帰ってくると思いました。けど、あの事故。見ての通り私は現場で見てたのでテレビ中継は見てなかったのですが、フジテレビの塩原アナは実況で「沈黙の日曜日」と発言したようです。それが独り歩きして、今ではこの事故を「沈黙の日曜日」と言うようになったそうです。

実際1着で帰ってきた馬はオフサイドトラップ。前述のエルコンドルパサーと同じ勝負服=同じ馬主でした。



蛇足ですが、オフサイドトラップの馬主さんはサッカーマニアで、サッカーに関係のある用語を愛馬に付けてた記憶があります。

1着で帰ってきたオフサイドトラップの鞍上柴田善騎手は、レース直後のインタビューで「笑いが止まらない」と宣わったとか。当然です。競馬はプロスポーツです。強敵の骨折はこっちから見れば大チャンス。それで1着になったのです。笑いが止まらなくって当然。
一方私はというと、私もあの瞬間高笑いしてました。理由は覚えてませんが、高笑いしてた記憶があります。私は不適切な男です。