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1998年菊花賞の写真

2018-05-15 22:49:08 | 競馬写真
懐かしの競馬写真、今日は1998年菊花賞の写真です。







この年の菊花賞馬はセイウンスカイ。なんと3000mを逃げ切っての大楽勝。レコードタイムを叩き出しました。
冒頭の写真と最後の写真はそのままですが、2枚目・3枚目の写真はトリミングしてます。なお、ゴールの写真はピントがあってません。このゴールの写真直後、鞍上の横山典騎手は左手を大きく挙げました。どこかでセイウンスカイ自身が大きく手を広げてゴールインした映像を見たのですが、それはこの写真を参考にしたのかな?



表彰式中のデットーリジャンプです。
ちなみに、スペシャルウィークは追い込んできて、なんとか2着を確保しました。この写真の大外にいる馬がスペシャルウィークです。



スペシャルウィークは悔しさのあまり、八つ橋をドカ喰いしたとか。ちなみに、現在は菊花賞⇒天皇賞・秋⇒アルゼンチン共和国杯で行われてますが、当時は天皇賞秋⇒アルゼンチン共和国杯⇒菊花賞の順で行われてました。この年のアルゼンチン共和国杯にはグラスワンダーが出走しましたが、6着と大敗してます。

スペシャルウィークは皐月賞で3着でした。当時皐月賞はAコース、仮柵なしで行われてました。第2回・第3回中山競馬は連続して行われます。つまり8週間連続して行われてるのです。8週も連続して行われると芝が痛みます。そこで途中まで仮柵が設置され、途中その仮柵が外されます。そうなると皐月賞の頃は、内側が絶対有利になります。セイウンスカイみたいな逃げ馬が有利になってしまうのです。
はたしてセイウンスカイは皐月賞を逃げ切ってしまいました。それに3着に負けたスペシャルウィークの鞍上の武騎手は猛烈に抗議。それ以降第2回・第3回中山開催は仮柵なしで始まり、途中から仮柵を設置されるようになりました。
セイウンスカイとスペシャルウィークの対決ですが、ダービーはスペシャルウィークの勝利で終わりました。が、菊花賞はセイウンスカイの勝利。セイウンスカイの皐月賞の勝利は、仮柵とは無関係だったのかもしれませんね。