今年(2012年)後半、真岡鉄道C11形325号は地方巡業に大忙し。定例の只見線の後、飯山線、水郡線を駆け抜け、最後は、12月22日と23日に、東北の被災地石巻の重要な足となっている石巻線を走ります。その試運転が、17日~20日にかけて行われましたので、最終日に取材してきました。
仙台から東北本線の各駅停車で北へ45分のところにある小牛田(こごた)が石巻線の起点です。さっそく、小牛田を出発する試運転列車を撮影してみました。

SLイベント列車は、普通なら起点からは正面向きで、転車台がない路線の場合、帰りは逆向きで戻ってくるというのが定番です。しかし、今回は、まず小牛田発が後ろ向きで発車しました。最初は、駅から歩いて数分のところにある陸橋から撮ろうと思ったのですが、ごちゃごちゃした場所で断念。その陸橋の反対側に行ってみると、すっきりしている上に広々としています。平野をのんびり走る石巻線のイメージにぴったりなので、ここで撮った次第です。
28分後のディーゼルカーで石巻へ。SL列車は、途中駅での停車時間も長く、スピードも遅いので石巻着は、SL列車到着後すぐです。さっそくホームから機関車の入換えの模様を見物できました。

石巻と言えば、東日本大震災で甚大な被害を受けました。駅前は、一見すると元に戻ったかのようですが、町はまだまだ復興途上です。そんな中のイベント。少しでも元気を取り戻すきっかけになればと思います。試運転なので駅前の関連イベントは、行われていませんでしたが、イベントで登場予定のゆるキャラも試運転? カメラを向けると、ポーズを取ってくれました。

石巻といえば、石ノ森章太郎の故郷というわけで、駅も彼の生み出したキャラで一杯です。

駅の売店では、こんなお土産も。僅かですが、地元でお金を使って貢献しなくては・・・。

日が短い季節なので、SL列車は慌ただしく小牛田に戻ります。というわけで、小牛田行きのディーゼルカーで帰路の列車を撮影する場所へ移動するために、石巻を後にしました。

石巻線小牛田~石巻は平坦な路線なので、アップダウンがほとんどありません。煙モクモクを期待できる路線ではないのですが、勾配を細かく調査し、前谷地~涌谷、佳景山(かけやま)付近を候補に、石巻行き列車の車中からロケハンしました。その結果、佳景山付近がよさそうで、駅から数分の距離だったので、決定、下車してSL列車を待ちました。寒かったですが、道路の反対側にコンビニがあったので、三脚で場所取りして、しばし暖を取りました。地元の人の関心も強く、時間になると道路際に集まってきて、手を振ったりします。そして正面向きのC11を先頭にやってきました。


C11と旧型客車3両の組み合わせは、すっかりお馴染になってしまいましたが、こうして各地で地域おこしのために頑張っているのは頼もしい限りです。がんばれC11-325。そして、がんばれ石巻!
仙台から東北本線の各駅停車で北へ45分のところにある小牛田(こごた)が石巻線の起点です。さっそく、小牛田を出発する試運転列車を撮影してみました。

SLイベント列車は、普通なら起点からは正面向きで、転車台がない路線の場合、帰りは逆向きで戻ってくるというのが定番です。しかし、今回は、まず小牛田発が後ろ向きで発車しました。最初は、駅から歩いて数分のところにある陸橋から撮ろうと思ったのですが、ごちゃごちゃした場所で断念。その陸橋の反対側に行ってみると、すっきりしている上に広々としています。平野をのんびり走る石巻線のイメージにぴったりなので、ここで撮った次第です。
28分後のディーゼルカーで石巻へ。SL列車は、途中駅での停車時間も長く、スピードも遅いので石巻着は、SL列車到着後すぐです。さっそくホームから機関車の入換えの模様を見物できました。

石巻と言えば、東日本大震災で甚大な被害を受けました。駅前は、一見すると元に戻ったかのようですが、町はまだまだ復興途上です。そんな中のイベント。少しでも元気を取り戻すきっかけになればと思います。試運転なので駅前の関連イベントは、行われていませんでしたが、イベントで登場予定のゆるキャラも試運転? カメラを向けると、ポーズを取ってくれました。

石巻といえば、石ノ森章太郎の故郷というわけで、駅も彼の生み出したキャラで一杯です。

駅の売店では、こんなお土産も。僅かですが、地元でお金を使って貢献しなくては・・・。

日が短い季節なので、SL列車は慌ただしく小牛田に戻ります。というわけで、小牛田行きのディーゼルカーで帰路の列車を撮影する場所へ移動するために、石巻を後にしました。

石巻線小牛田~石巻は平坦な路線なので、アップダウンがほとんどありません。煙モクモクを期待できる路線ではないのですが、勾配を細かく調査し、前谷地~涌谷、佳景山(かけやま)付近を候補に、石巻行き列車の車中からロケハンしました。その結果、佳景山付近がよさそうで、駅から数分の距離だったので、決定、下車してSL列車を待ちました。寒かったですが、道路の反対側にコンビニがあったので、三脚で場所取りして、しばし暖を取りました。地元の人の関心も強く、時間になると道路際に集まってきて、手を振ったりします。そして正面向きのC11を先頭にやってきました。


C11と旧型客車3両の組み合わせは、すっかりお馴染になってしまいましたが、こうして各地で地域おこしのために頑張っているのは頼もしい限りです。がんばれC11-325。そして、がんばれ石巻!