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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

「変装した」D51を撮る

2010-05-03 11:22:00 | 国内の鉄道
新聞記事で、JR東日本の動態保存機D51形498号機が、「変装」して走ると知ったので、上越線まで遠征してきました。

正確にいいますと、トンネルの多い区間向けに改装された集煙装置&後藤工場式デフを取り付けて走るというものです。

集煙装置は、SLやまぐち号のC57形1号機にも取り付けられていますが、後藤工場式デフ(注:後藤工場=山陰・米子)は、少し前にC57形180号機に取り付けられた「門鉄デフ」とも異なります。D51形では、三重県津市に静態保存されているD51形499号機(何と498と1番違い!)でマニアには知られていました。

今回の外観(上)を通常時のD51-498(下)と較べてみましょう。


「象の耳」のような除煙板(デフレクタ=略称デフ)の形の違いが分かると思います。何だか、汽笛がうるさい!と自ら耳を手でふさいでいるようなユーモラスな表情にも見えます(笑)。

さて、走行写真です。「SLみなかみ号」は渋川での停車時間が長く、電車での追っかけができるので、上下列車でシャッターチャンスが2回づつあるのが、嬉しいところです。

まずは、八木原~渋川間の関越高速の下の踏切付近で撮りました。


次は、上牧で降りて、後閑方面へ戻ったところ。有名な「築堤」は、遠くて間に合わないので、似たような雰囲気のところを見つけ、遅い桜が咲いていたので、そこで撮りました。


帰りの列車は、山を下りる一方なので、駅発車以外は、煙をあまり吐きません。そこで
まず、水上発車を撮影。

一番いいところでは、煙がこちらへもうもうと流れてきて、これはバツ(泣)。
駅でチェックしたら、SL列車に残席があることが分かったので、「撮りテツ」は、ここまでにして、後続の電車で渋川まで追いかけ、「乗りテツ」を楽しみました。といっても、ちゃんとこんな写真を撮りました。


そして、乗らないとゲットできない品々です。



ともあれ、楽しいD51との再会でした!

<関連本>
「撮りテツ」「乗りテツ」については、「テツをこう乗る」をご覧下さい。

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