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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

松阪牛の老舗駅弁を通販でお取り寄せ

2020-05-04 12:30:00 | 国内の鉄道
新型コロナウイルス感染は留まるところを知らず、非常事態宣言は延長。感染リスクはもちろんですが、その影響も深刻です。移動が制限されているので、新幹線をはじめ、列車に乗る人は激減。そうなると、鉄道会社のみならず、その関連事業にも大打撃です。その一つが駅弁。老舗のお店と言えども大ピンチです。

三重県の松阪駅前などで「松阪牛」のお弁当を販売している新竹商店。何年か前に、南紀から名古屋まで乗った特急の車内販売やJR名松線が復活して、その取材帰りに松阪から乗った近鉄特急でも「元祖牛肉弁当」のお世話になりました。






その「新竹商店」の窮状が伝わってきて、facebook では何人もの「友達」が通販で駅弁を購入したとのこと。では、私も、ということでネット経由で注文しました。外食もできず、せいぜいが近所のお店のテイクアウトのみ。気分転換にも持ってこい、鉄道旅行もご無沙汰していますので、自宅で駅弁を食べてちょっぴり旅気分を味わうのも一興かなと考えたのです。

どうせなら少しでも多く注文ということで近所に住んでいるさくらこさんの母(義母)にも声をかけ、4人前をオーダーしましたら、数日後の指定日のお昼前に宅配便で届きました。


「ななめ禁止」という表示は初めて見ました。それもそのはず、新竹商店オリジナルなのです。
箱を開けると駅弁が4つ入っていました。

さっそく2つは、さくらこさんが義母宅に届けました。本当なら、ご一緒して賑やかに食事会と行きたいところですが、今はできません。

箱の中には、お弁当のほか、お礼のお土産まで入っていました。恐縮です。JR名松線の写真集は嬉しい冊子です(4000円以上の注文で配布だそうです)。

手書きのお礼状は、松阪を走る快速「みえ」の写真に書かれていました。あら竹オリジナル・キャラクターのモー太郎のイラストとともにユニークであるとともに、読んでいて心温まるものでした。


そして、この日の夕飯として駅弁をいただきました。今回は、ちょっと趣向を変えて、ほかほか加熱式の駅弁にしてみました。




大変おいしい駅弁ですが、欲を言えば、列車の揺れを感じ、車窓を眺めながら食べたかった・・・。早く終息して、伊勢志摩や南紀に出かけたいですね。

新竹商店さんの注文サイトは、こちら

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リゾート列車「雪月花」に乗ってきました

2020-03-21 12:54:00 | 国内の鉄道
大人気で半年まで予約が詰まっている観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」。今般のコロナウィルス汚染で突然大量の予約キャンセルが出たそうで、急に取材の招待を受けました。それも、最上級の展望ハイデッキ席。2名以上4名までという条件があるので、さくらこさんを誘って乗ってきました。








なお、車内の様子と旅のレポートは、こちらをご覧ください。

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フルムーンパスの旅

2020-02-12 20:52:00 | 国内の鉄道
はじめてフルムーンパス(正式名「フルムーン夫婦グリーンパス」)を使った旅をしてきました。
ふたりの年齢を足して88歳以上なら使えるので、もっと前から利用できたのですが、色々あって、やっとパスを買うことができました。

5日間用、7日間用、12日間用と3種類あるのですが、これまで国内旅行は2泊3日、長くて3泊4日だったので、5日がせいぜいかな?海外旅行をのぞけば初めて5日連続の旅に出ることになりました。

きっぷは1枚。ということは、全行程一緒に行動しなくてはならないのです。途中で別行動はできません。もっとも、パスを使わなければ自由行動はできますが・・・。青春18きっぷを2人で使うのと同じで、きっぷのサイズからしても自動改札は通れず、有人改札を通ることになります。その都度、2人一緒か、合わせて88歳以上の男女のカップルであるかどうかをチェックしているのでしょうね。

ざっと計算すると、広島あたりまで2人で新幹線普通車指定席で往復すると8万円近くかかりますから、そのあたりより先に行けば元がとれることになります。

といっても、九州往復だったら、飛行機でよくない?となりますので、鉄道利用のメリットである途中下車を活かし、東京をスタートし、京都、広島、由布院の3か所を訪問することにしました。

由布院に行くのなら観光列車「ゆふいんの森」に乗りたいので、それにあわせる行程を考え、結局、京都、由布院、広島の順番に回ることにした次第です。それと「のぞみ」「みずほ」には乗れないので、岡山より先へ行くには必ず乗り換えなくてはならず、それだったら途中下車した方がよいのでは、となったわけです。



↑「さくら号」の前に立つ「さくらこさん」

それで、
1日目 「ひかり」で京都へ。午後は京都散策、京都泊
2日目 「ひかり」「さくら」乗り継ぎで一気に博多へ。博多で昼食を摂ったあと
  「ゆふいんの森」で由布院へ。由布院泊
3日目 午前は由布院散策、お昼過ぎの「ゆふいんの森」で大分へ出て、
   日豊本線の特急「ソニック」で小倉へ、「さくら」で広島下車、在来線と宮島航路を  乗り継いで宮島へ向かい、泊
4日目 宮島でのんびり散策、午後遅くに広島へ。広島駅前のホテル泊
5日目 原爆ドーム、平和公園など散策、午後の遅い「さくら」「ひかり」で帰京。
こんな行程でした。



これを、ふつうに乗車券、指定券を買うと
運賃=32450円、指定券は普通車指定券なら26920円となり、ひとり59370円、ふたりで118740円ですから、フルムーンパスの方がおトクになります。ただし、普通車利用との比較ですよ!

だったら、当然、グリーン車に乗れるフルムーンパスにしちゃいますよね。
ちなみにグリーン車指定券で計算しますと、2人合計で、157980円。
パスを使えば、73650円も安く移動できたことになりました。

とくに、朝から晩まで列車を乗り倒すようなハードな行程ではなく、
2日目をのぞけばゆったりした旅だったのに、かように割安なのです。

こんなにおトクで優雅な旅ができるとは、思ってもみませんでした。
旅の紀行は、追ってあちこちで書いていきますので、お楽しみに!




旧博物館動物園駅公開

2019-02-24 23:57:00 | 国内の鉄道
上野公園の中にある京成電鉄の旧博物館動物園駅。1997年に営業休止、2004年に廃止となり、地下駅の出入り口でもある駅舎はシャッターが降りたままでした。この駅舎が久しぶりに期間限定で2018年11月より金土日に限って一般公開されていたのですが、公開が終わる2月24日の直前、22日金曜日に見学することができました。

受付開始は午前10時。整理券を配るということで9時半前に現地に到着したのですが、通りをはさんだ反対側、芸大の奏楽堂前の広場は整理券をもらうために並んだ人が列を作っていました。

30分毎に30人ずつ入れるということでした。ざっと200人くらい並んでいて、係の人に聞くと、何とか入れるでしょうとのこと。10時より整理券配布が始まり、何とか午後2時半~3時の券をもらうことができました。


一旦現地を離れ、午後2時半前に再訪。時間まで、とりあえず、入口付近の様子を撮影したりして過ごしました。



やっと、2時半になって中へ入ることができました。大きなウサギのオブジェが立っています。

その先は地下へ降りる階段になっているのですが、正面の壁には写真などが次々と投影されていました。

下へ降りて踊り場から見上げた階段の様子です。

踊り場の右奥にはトイレがありますが、現在は閉鎖されていて使えません。その前には、芸術的なオブジェがいくつも展示されていました。

この写真の右手にはガラス戸があり、その先へは進めません。ガラス戸には、白いペンで落書きができるようになっていました。

ガラス扉の奥はさらに地下へ降りる階段があり、そこに切符売り場と改札口がありました。

もちろん自動改札などはありません。右手の見えないところにホームがあるのでしょう。時々通過する京成電車の音が響いていました。ホームに出てみたいところですが、危険なので閉鎖されていて、鉄道ファンとしては、ちょっと残念です。しかし、ここまででも公開してくれたのはありがたいことです。次回は、ホームをのぞいてみたいですね。またの公開を期待したいです。

帰りに京成上野駅で公開記念の乗車券セットを買って上野を後にしました。


或る列車など九州鉄道取材

2019-02-03 17:33:00 | 国内の鉄道
1月中旬に2泊3日で九州に出かけました。
JR九州よりJRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」の試乗会に招かれたからです。
2019年の冬から春にかけて佐世保~長崎間を、佐世保線、大村線、長崎本線の旧線(喜々津~長与~浦上)経由で運転されるのに先だって行われたメディア関係者向け試乗会でした。

さっそくNAVITIME Travelにてレポートしました。

JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」で優雅な旅を楽しもう






今回は、往復とも航空機利用で、往路は羽田から長崎空港まで飛び、空港バスで佐世保入りしました。佐世保に3時過ぎに到着しましたので、ちょっとだけ松浦鉄道の「乗り鉄」を楽しみました。
これについては、BestTimesの連載記事で紹介しました。

住む人と文化に触れた「松浦鉄道」佐世保旅




上記のタイトルをクリックすれば、記事を読むことができます。

他にもレポート記事をいくつか公開予定です。
お楽しみに!