中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

タコありタコ焼きパーティー

2015年05月22日 | 中国の学生
学生の希望に応じてまたまたタコやきパーティーです。
くだらないことばかりですみません。
今度はちゃんとタコが入っています。

3年の学生たちが大学から少し離れた市場(农贸市场nóngmàoshìcháng)に行ってタコを買ってきてくれました。勉強会のはずが遊びの会になりつつあります。

生ダコだったので、塩揉みしてぬめりを取り、酢と醤油と紹興酒で10分間ボイルします。


タコを刻んでたこやきに入れ、

ひっくり返すときは緊張してみんな固唾を呑んで見守ります。


出来上がり。


しかし何か一味足りません。
今度はダシの素を入れてみようと思います。

ところで料理をつくらせると、学生たちの個性がよく分かります。

タコの塩もみなどというあまりやりたくない仕事を黙って引き受ける学生、
すっと席を立って洗い物をしてくれる学生、その一方、人に指図して自分はあまりしない学生、言われないと何をしていいのか分からない学生、いろいろであります。

わたしはこんなとき、汚れ仕事を誰に言われるでもなく引き受け、そのあとも押し付けがましくなく振る舞える学生が大好きです。

あくまで傾向としてですが、子どものときから親が遠く離れた大都市に働きに出ために、祖父母や親戚にあずけられて育った学生は前者、都市で育った一人っ子の学生は後者であることが多いように思います。クラスには子どもの頃、親が働きに出て家にいなかったという学生は多い。そして今もその状況が続いている学生もいる。そういう学生は小学校から現在に至るまで、ずっと寮暮らし、少なくとも中学校からは寮で暮らすことになります。親元で育っても、大学に進学するような学生は、高校生になればたいてい寮暮らしを始めることになる。寮は一部屋普通6人、本校ではリッチな学生は4人部屋でエアコン付き、そうでない学生は6人部屋でエアコンなし。中国の学生は逞しくならざるを得ないのかもしれません。

お前はパーティーとか遊びに行ったりとか、ときどきエッラそうに、歴史問題など無い知恵絞ってブログに書いたりして、ほんとに仕事を真面目にしているのか、とお叱りをうけそうですが、けっこう真面目に頑張っています。今もコンクール作文の最終稿を校正中なのであります。。。ま、それがいやだからこんなブログを書くんですけど。

それから先日の記事、「187人の知日学者・・・・・・」について、リンクさせていただいているお二人の日本語の先生のブログでご批判をいただきました。それについては校正が終わってからまた後日。。。

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2 コメント

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たこ焼きの味は? (Chinamychina)
2015-05-23 13:06:08
こんにちは。
学生のつくるたこ焼きの味はどうですか?
わたし、中国では一回だけ屋台で食べたことがあるのですが、かたくてマズかった。
関西人はたこ焼きに関しては世界最高水準の舌を持ってますからね。
ところで、「批判」は人聞きが悪いので、「回答」としていただけないかと(笑)。
回答楽しみにしております。
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残念ながら (ふらふらかもめ)
2015-05-23 21:27:40
たこやきは何かが一味足らないのです。カツオ粉入れるとちょっと美味しくなりましたけど。もう少し工夫してみようと思います。中国の成果としてせめておいしいたこ焼が作れるようになって帰りたいものです。中国語も没有进步ですし、、、
「ご批判」なんて書いてしまいましたが、「ご意見」ですね。ありがとうございました。
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