かくも長き不在。。
まだしぶとく生きております。
日本語学校のことはこれで最期。なぜなら7月に辞めてしまったからであります。
そればかりでなく4月から始めたばかりの高校の講師の方もやめちゃいました。
理由は簡単、楽しくなくなったからです。
楽しくなくなった理由はいろいろありますが、
「もういいのではないですか、後は好きなことをしてすごしたらどう?」と心の声が聞こえたのです。
この歳になった . . . 本文を読む
私事ですが(私事じゃないことはなにもないけどね)、9月よりお茶の稽古に行っております。
お茶のお師匠。典雅な方であります。
わたくしの生まれ育った家は超モダンというか、巨大な仏壇は開けたことなし、神棚なし、食事は西洋流で箸など使わなかった。
和室も当然なく、父が極端な無神論者で仏教(というより坊主)が大嫌いなので、法事もなく、生まれてこの方正座というものをしたことがない。
それが茶道を習う . . . 本文を読む
昨日午後、ジムでラケットボールをした後、ミント神戸で「帰って来たヒトラー」を観ました。コメディーでありながら、ヒトラーの恐ろしさを考えさせる映画でした。
ヒトラーは第一次大戦の敗戦の結果、政治的経済的に追い詰められた国民の不満を代弁して第一党となったナチスの党首として首相に就任し、合法的に権力を掌握してベルサイユ条約を不当としてラインライトに進駐、オーストリア併合、ズデーテンドイツ併合など、ドイ . . . 本文を読む
鳥越の突然の都知事選出馬表明。
参院選の結果を見て、憲法改正を阻止したいために昨日決断したのだとか。
驚きだ。
この選挙が実は改憲が隠れたテーマだということは既に分っていたこと。
改憲を阻止したいのならなぜ今回の参院選挙に打ってでなかったのか。
それにこれまで国会議員になるチャンスはいくらでもあったはず。
都知事の仕事はまず都政で憲法云々ではない。
都市外交を展開して国政を批判するつもりなの . . . 本文を読む
今年は野菜高値に対抗してささやかに茄子とトマトと胡瓜を植えてみました。
茄子は早速虫に穴をあけられてしまいました。
久々の歴史問題ネタであります。
興味のない方はスルーしてください。
最近の若者は日中戦争において、日本が行った戦争犯罪について何も知らない。
それどころか、日中戦争は中国がしかけたものだとか、南京での虐殺事件はなかったとか、そんな言説が堂々とまかり通っている現状である。客観的 . . . 本文を読む
久しぶりの更新です。
勤めている日本語学校も4月から新学期が始まりました。
10月から働き始め、週2日8コマを担当していたが、神戸から大阪のミナミまで通勤に1時間40分かかる。2日間の授業のために、前日二日間は準備する。といってもなかなか集中できないので大半は庭をいじったり、テレビを見たり、で実際は数時間しかしていないが、さりとてどこかに出かけるにはプレッシャーが大きい。ともかく週4日も仕事で . . . 本文を読む
先週末に琳派展を鑑賞するため、京都に行きました。
午前中だったのですがなんとすでに長蛇の列(中国語では長龍の列というらしい)
外で40分、館内に入ってから20分待ち。
しかし待ったかいあって、展示は素晴らしいものでした。
宗達の有名な風神雷神図をはじめ、尾形光琳や弟の乾山、酒井泡一などの名品を見ることが出来ました。といっても人の背中越しだったりしますけど。
展示品の中には、江戸時代に刊行され . . . 本文を読む
久しぶりに自分のブログを開いてみると、何と1か月近くも更新していない。
それにいまだに中国の浙江省に滞在していることになっている。
そこでタイトルを表記のように変更した。まあどうでもいいんですけど。
日本に帰ってきてもう4か月になる。このごろ、中国がやたら恋しい、、なんてことは全然ありませんが、しかし、面白くて懐の広い国(深くはないかも)だなと思う。中国から日本に帰ってくると、中国の肩のこらない . . . 本文を読む
たこ焼パーティー、懐かしいね。
作文コンクールについて何人かの方からあたたかい投稿をいただきました。
お礼を申し上げます。
その後、主任の先生に、北京の日本大使館での表彰式に参加できるかどうか問い合わせたところ、
すぐに主催者にメールをして私の名前を指導者に追加してくださるとのこと。
実務は世話係の先生がされていたので、経過をよく御存じなかったようである。
ありがたいことであります。
とこ . . . 本文を読む
帰国してはや3か月近く。
東京、川崎、宇都宮、和歌山、高松、京都などに行き、友人や留学生と会った。
その間、細々と就活もしていた。
生活のためというよりは、生活に緊張感を持たせるため。
なぜか同年代の日本語教師は帰国してもしゃかりきに働いておられる方ばかり。
中国の大学をリタイアして日本に帰ったと思ったらすぐに南米で教えるために行ってしまったり、
フルタイムで中学や高校で日本語学校で教えたり . . . 本文を読む
時間の経つのは早いものです、とは中国人学生の一つ覚えの決まり文句だが、
帰国して早、3週間、ほんとにあっという間に時間は経つのであります。
その間、中国人留学生たちの相手をするか、学生から頼まれた論文や研究計画書の校正をするか、知人と会ってメシを食うか、中国から持ち帰った荷物の整理をするくらい。
帰国前日に上海で測った体重が59キロ、2月末に中国に戻る前から4キロもやせていて喜んだのだが、昨日測 . . . 本文を読む
3年間の中国での教師生活が終わりました。
何とも文章のへたっぴーな当ブログを読んでいただいた皆様、
ほんとうにありがとうございました。
改めて感謝申し上げます。
奥方との約束は1年、長くても2年でしたが、わがままを言って3年、あわよくば4年の線も頭の片隅をかすめましたが、寒風吹きすさぶ帰国後を想像すると、断念せざるを得ませんでした。
それにどなたかの投稿にあったように、惜しまれるうちに辞めるが . . . 本文を読む
「老街」にはこんな家が立ち並んでいる。入口から入ると中庭を囲んで回廊式になっている。
風が通って涼しく明るい。今はミニ博物館になっている。これが伝統的な中国的な建築様式なのだろうか。
今日は午前中、帰国のための荷物片づけ。
試験は完成しているので気は楽だ。
衣類は半分ぐらい捨て、生活用品は全部おいていくので、日本に持ち帰る荷物の大半は本や資料の類になる。
午後は、学生に誘われて、市の中心の喫 . . . 本文を読む
日露戦争当時の旅順要塞。ロシア軍は木を伐採してハゲ山にし、攻め寄せてくる日本軍を狙い撃ちした。
もうひとつのわからんこと。
少年Aが出版した『絶歌』
出版に反対する意見が多いようだが、元少年にも表現の自由はある。
またわれわれには知る権利もある。
反発は当然あるが、自由社会であれば、仕方のないリスク、いや当たり前のことだと思う。
問題はそれに同調して出版をやめさせるべく圧力を加える輩が多いこ . . . 本文を読む
白玉山頂から見た旅順港。入口は本当に狭い。
せっかく旅順に行ったんだから、日露戦争のことを書くのは当たり前だ。
日露戦争と言えば司馬遼太郎の『坂の上の雲』。
読んだし。。
語り口のうまさは爽やかな清涼剤のようである。だが、
世に名高い(?)司馬史観は、サイダーみたいに爽やかで呑みやすいが、その実、歴史の複雑さ捨象してシンプルなストーリーにしてしまっているので、ちっともおもしろくないし、浅薄だと . . . 本文を読む