歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

死が間近な老人はCO 2を少ししか排出しない、滅びゆく体制も同じ。道連れはゴメンです。

2023年12月20日 17時06分45秒 | 地球気候変動

「地球温暖化はでっちあげ」

    byCOP28議長

 


// 編集部からのお知らせ //

<新対談講座、まもなく完成!>



これまで7,696人が購入した人気対談。

待望の最新版(2023年)がついに…

今回の対談相手は「政治広報の天才」と

藤井先生が一目置く人物。

ニクソン大統領の
選挙キャンペーンを支えて以来、
40年以上ワシントン政治を

情報戦から動かしてきたスペシャリストです。

>今すぐ確認する


*****

こんにちは。
ダイレクト出版 政経部門の林です。

13日に終了した、COP28。

実は日本のニュースでは
ほとんど報じられていないのですが、

議長を務めたUAE(アラブ首長国連邦)の
アル・ジャバール氏の演説内容が、
世界から注目を集めていたことを
ご存知でしょうか?

その内容と発言の意図を
藤井先生に解説していただきました。


*****

from:国際政治学者・藤井厳喜

◼️ 化石燃料をめぐる熾烈な争い

ドバイで開催されたCOP28が、
13日の朝に終わりました。

産油国での開催ということで、
今回は特に化石燃料の扱いに
注目が集まっていました。

結果として化石燃料は
「段階的廃止」ではなくて、
「削減」で合意できたということで

これは日本にとって
大変良いニュースだったと思います。

この議論には相当な攻防があったようで
最後まで英米が「化石燃料は廃止だ」と抵抗して、
12日に終わる予定が、13日朝に終わりました。

サウジアラビアをはじめ
OPECのメンバーも多かったですから、
「削減」というところで落ち着かせようと
なったのでしょう。

日本は2030年に石炭火力発電への
依存度19%という計画で、

とてもすぐに
「石炭火力発電をやめます」
なんてことは言えないのです。

対してイギリスやフランスは
ほとんど石炭火力発電をやっておらず、
比率としては1.5%以下です。

彼らにはほとんど関係ないということで、
無責任に石炭火力を止めましょうと
言えるわけですね。


◼️ メディアが報じなかった“議長の発言”

そしてこの話は日本メディアでは
ほとんど報じられていませんが、

UAE(アラブ首長国連邦)の
アル・ジャバール議長が

「CO2温暖化説」を否定する演説を
堂々とやりました。

「化石燃料を燃やすことによって
 地球温暖化しているという説は
 科学的ではない」

と、ズバリ言ってしまったのです。

続けて、
「私はあなた方の脱炭素に関する意見は
 間違っていると、
 はっきりと言わせてもらいます」

と主張したのです。

私も100%同じ意見で、
これ以上付け加える必要もありません。


この話と関連する文脈になるのですが、

インドは11月の発表において
2027年までに石炭生産量を
40%も増大させる計画を立てています。

インドのモディ首相が登壇した
12月1日の演説によると

「先進国が排出した温暖化ガスによって、
 途上国が苦しんでいる。
 自分だけが得すればいいという考え方は良くない。

 先進国と途上国が目的を達成できるように
 一致団結して取り組む必要がある」

と、ここまでは綺麗事ですけど、
そのあと本音を言っています。

続いてモディは

「気候変動資金と技術は
 グローバルサウスにとって非常に重要である」

と言っていて、
途上国の気候変動対策は先進国が金を出し、
技術を持ってきてやればいいということです。

これがグローバルサウス代表的な立場、
いわゆる第3世界の南の低開発国を
代表するような形でモディが述べたということで

「あなた方がお金と技術を
 持ってこないならば
 先進国の皆さん、我々は
 CO2排出規制をやりません」

というのが本音でしょう。

今の地球上で一番CO2を出しているのはチャイナ、
第2位がアメリカ、
第3位のインドは世界一の人口14億人となって
チャイナを抜きました。

そして、部電源構成を見ると
石炭火力・発電に頼るところが
インドは大きいです。

国内で石油・石炭ともに出るということで、
エネルギー需要の約8割を
化石燃料に依存しているのもインドになります。

ところが、インドの
新電力大臣兼新再生可能エネルギー大臣は

「11月にCOP28では石炭の使用量を
 減らすように各国から圧力がかかるだろうが、
 妥協するつもりはない。

 インドは2027年の石炭生産量を
 現在よりも更に40%増やす計画を打ち出す」

ということです。

我々が乾いた雑巾を絞るように
CO2削減をやったところで意味がありません。

人間の出したCO2で
地球が温暖化しているというのは
仮説にすぎなくて科学的ではありません。

その仮説もかつては有力だったのですが、
今や科学的に言うと否定されている仮説です。

インドとしても遠慮なく今後も
石炭を使いまくっていくでしょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まだ遅くはありません | トップ | 勝負有り、現イスラエル体制... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

地球気候変動」カテゴリの最新記事