写真展 「地球を生きる子どもたち」を観てきた。
写真が発明されて160年の間、何を写し出してきたのだろうか。
いつの時代もどんな困難の中でも、子どもたちの笑顔は共通だと思った。でもいつの時代にもどこかの地域に悲惨な現実がある。たった10年や5年前の写真の中にも苦しんでいる子どもたちの現実があった。
豊かさってなんだろう?
国が豊かになって、大きなビルが建って、きれいな服を着て、いろいろ想像するけどなんか違う。貧しいといわれた時代や地域の写真の中の子どもたちの笑顔はむしろ現代よりも透明感がある。
子どもたちは「生きる」ということを保障されてはじめて笑顔になる、そう感じた。たとえ戦禍の中でもどこかに安らぎを見つけ「生きよう」と笑顔でカメラに顔を向けている。
「5 記憶」の一節、「子どもが子どもの輝きを見せてくれる社会こそ、何ものにも代え難い、価値ある社会といえるのではないだろうか」ということばが強く印象に残った。
この写真展は決して「悲惨さ」ばかりを伝えようとしているのではないと思った。どんな困難のなかでも必死に生きようとする子どもたち。そんな子どもたちの笑顔を奪っているのは、おとなたちではないのか。子どもたちの「生きるぞ」というメッセージをおとなたちは真剣に受けとめなくてはいけない、そう思った。
3月21日まで渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムで。
詳細は→http://www.ntv.co.jp/event/syashin/
写真が発明されて160年の間、何を写し出してきたのだろうか。
いつの時代もどんな困難の中でも、子どもたちの笑顔は共通だと思った。でもいつの時代にもどこかの地域に悲惨な現実がある。たった10年や5年前の写真の中にも苦しんでいる子どもたちの現実があった。
豊かさってなんだろう?
国が豊かになって、大きなビルが建って、きれいな服を着て、いろいろ想像するけどなんか違う。貧しいといわれた時代や地域の写真の中の子どもたちの笑顔はむしろ現代よりも透明感がある。
子どもたちは「生きる」ということを保障されてはじめて笑顔になる、そう感じた。たとえ戦禍の中でもどこかに安らぎを見つけ「生きよう」と笑顔でカメラに顔を向けている。
「5 記憶」の一節、「子どもが子どもの輝きを見せてくれる社会こそ、何ものにも代え難い、価値ある社会といえるのではないだろうか」ということばが強く印象に残った。
この写真展は決して「悲惨さ」ばかりを伝えようとしているのではないと思った。どんな困難のなかでも必死に生きようとする子どもたち。そんな子どもたちの笑顔を奪っているのは、おとなたちではないのか。子どもたちの「生きるぞ」というメッセージをおとなたちは真剣に受けとめなくてはいけない、そう思った。
3月21日まで渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムで。
詳細は→http://www.ntv.co.jp/event/syashin/
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