のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

貧困

2006年01月31日 | 日記
貧困 アフリカ、アジア、そして日本

DAYS JAPAN 2月号のタイトルです。

「アフリカ、サブ・サハラ(サハラ砂漠以南の地域)の子どもたち。ガリガリに痩せているが腹は膨らみ、ギョロついた目のまわりにはハエがたかる。こうした子どもたちの写真から、先進国でチャリティーが生まれる。『無力でかわいそうな』彼らは、100円もしない予防注射で生き長らえることができる、と宣伝され、彼らに善意の寄付や毛布や薬品が寄せられる。だが、このチャリティーと飢えの構造は果てしない無間地獄のように続く」(P12、「グローバル化の影で」より)


5歳未満の死亡数(2003年、出生1000人あたりの死亡数)
サブ・サハラ 5歳未満175人 1歳未満104人
日本          4人      3人

一人あたりの国民総所得(2003年)
サブ・サハラ  496
日本     34510


だからホワイトバンドのキャンペーンって大嫌いです。
引き受けた会社が「ビジネスとしてもうけが出るから引き受けた」と公言するようなキャンペーン。
「資本」を背景にした嫌なキャンペーンです。
先進国の一部のNGOの「おごり」のような気がします。「俺たちが全部やるんだ」みたいな。
でも大多数のNGOは現地のNGOと共同して活動するのが普通です。
先進国の人間が資本を背景に土足で踏み込みことはありません。

ワッと盛り上がって一気にしぼんでしまうキャンペーンに群がるよりも、普段から貧困について考えていきたいです。

自分も貧困の原因を形成しているひとりなのだから。


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