こころ煌くとき[CARPE DIEM」

日々心の煌く時,写真を通して公開していきます。

メインストリート

2006年02月28日 18時34分04秒 | 山旅
タンザニアをくまなく走った訳ではないが、舗装された道路は写真に写っている道路とこの道路から空港に向かう道路くらいだ。数百キロは走行したけれども信号機には一度も会うことはなかった。

車の量はメイン道路の為か以外と多く感じられた。スピード制限も無いようで、かなりの速度で走行している。その為か歩行者は道路を横断する時は慎重だ。日本の様に飛び出しは無さそう。

この風景から一歩踏み込むとそこには田園風景が!!メルー山から流れ出る水のおかげで木も多く川が流れている。驚いたことに水田がある!!稲が植わっているのには驚いてしまった。

登山中、朝食には必ずお粥が出てきた、その時は日本からの持参品かと思ったがどうも現地の物らしかった。日本のお米の方がはるかにおいしい。

帰国して思った。

キリマンジャロコーヒーを求めて

2006年02月27日 19時19分31秒 | 山旅
キリマンジャロに来たのだから是非ともコーヒーを買いたいとの要望から、急きょスーパーマーケットに立ち寄ることにした。

車が停まった所は何の変哲もない店構え、物があるのだろうかと不安になったが入店してびっくり!!店の中は外とはうって変わって所狭しといろんな商品が並んでいる。

うずたかく積み上げられた商品にぶつからないように慎重に品物を見ている内、店の奥にコーヒーの一区画があった。女性チームは安かったのか、かなりの量を買い込んでいる。

アフリカにも物は色々あるのだと感心しながら店内を見渡すと地元の買い物客が見受けられない。私の感じでは地元の富裕層か観光客目当てと思えてならなかった。

写真に写っている茶色と白のツートン車が我々を運んでくれた車だ。かなりの年代物に見えるがエンジンは至って快調!!日本車は性能が良い。

アフリカの磐梯山

2006年02月26日 17時21分26秒 | 山旅
何処かで見たことのある山容にしばし見とれる。そうだ会津磐梯山だ!!一人悦に入って拳を上げているところに、同行者の一人から「登ってみたい山ですね」との声。裏磐梯から見る磐梯山にそっくり。

数年前家族旅行で娘と息子を同行して雨の中、磐梯山に登ったことを思い出した。生憎の雨で頂上からは視界がきかず、その上気温の低下と共に身震いを始めた息子を励まして早々に下山した。

ガイドから磐梯山と同じ爆裂火山であることを教わり、ますます親近感を持つ山となった。しかしこの山の標高は4,566mもある。上部が吹き飛んでいなければキリマンジャロを抜いてアフリカ最高峰を誇っていただろう。

インド洋からでもキリマンジャロは見えると聞いているがその背後に素晴らしい三角錐を作っていたことだろう。この山の名前はメルー山。稜線上をたどって登山道が延びていて登山者はいるとのこと。

機会があれば登ってみたい山だと思った。

映画俳優の気分で

2006年02月25日 16時16分52秒 | 山旅
鉛筆型の小屋の中に、植物で作ったと思われる屋根を持つドーム状のレストランがある。周りの外壁、内壁にハタリの場面や俳優のポスターが沢山掲げられて気分は、映画俳優!!

料理はビュフェで味もなかなかのものだ。男性諸氏はサファリの中で「サファリ」という銘柄のビールで喉を潤している。私は肝臓の調子がいまひとつで、帰国までアルコールを断つことにした。

昼食を早々に切り上げ近くを散策することにした。茨で囲まれた外は乾期の荒涼たる風景、そこへ山羊や牛を追って子供達が数人近づいてきて私に気づくことなく遠ざかって行った。

ハタリの撮影当時にタイムスリップしたようで、当時と余り変わっていないのではないかと思ったりした。

怪しい小屋

2006年02月24日 21時54分25秒 | 山旅
フラミンゴに見とれている内、昼食の時間が近づいていた。リーダーに「昼食にしましょう」との声で車に乗り込むと、前車は遙か先を砂煙を上げて進行中。

車両は日本車、TOYOTAのハイエースの中古車、手前味噌ではないが、日本車は性能が良い!!快調にスピードを上げ凸凹道を進む内、変な小屋の集落が見えてきた。

草原の中では不釣り合いだ!タイムスリップをした感じで近づくと宿泊施設。その中にレストランがあった。チーフらしき男性に迎えられて茅葺き(日本風に表現すると)の建物に近づいて側面に掲げられているポスターを見てびっくり!!

その写真はジョンウェイン、そして題名は「ハタリ」。いつの間にか映画スター気取りになっている自分に可笑しくなってしまった。

フラミンゴの群れ

2006年02月23日 19時10分56秒 | 山旅
一羽だとピンク色はあまり目立たないが、数千羽だと全体が薄いピンク色でとても綺麗だ。日本では動物園でフラミンゴを近くで見たことはあるが余り綺麗な鳥には思えなかったが、それは飛び立つところを見ていないためだと解った。

一羽が飛び立つと続いて飛び立つ光景は圧巻だ!!さだまさしさんの歌に「風に向かって立つライオン」というのがあったと思うが、歌詞が好きでたまに歌っている。その歌詞の中に出てくる、キリマンジャロとフラミンゴの飛び立ちを実際に体験でき感激に浸ることが出来た。

しかし「僕達の国は道を間違えたようですね」という歌詞には非常に考えさせられることが多かった。この国の人々は経済的には貧しいかもしれないが、自然と共存しながら明るく、純粋な心で豊かな生き方をしていることに感銘を受け、僕達は生かされているんだということ、そして自然の大切さを考えずにはいられなかった。

次は映画の撮影現場へ。

炭酸の湖

2006年02月22日 20時54分57秒 | 山旅
炭酸の湖と聞いて、はたして生き物が棲息出来るのだろうかと、浅はかな知識の中で思った。

しかしフラミンゴは一体何を食べているのか疑問に思い質問をしてみた。すると返ってきた回答は炭酸を食べるプランクトンを餌にしているとのこと。

それでも安易に信じがたい!!余りにも数が多すぎる。写真の泡は炭酸特有のものでこの後固形化していくとのこと。次はフラミンゴの写真をお届けします。

日本の花屋さんで

2006年02月21日 19時28分44秒 | 山旅
今日、買い物をするため百貨店に行くと玄関近くの花屋さんで写真の花と同種の花を売っているのを見つけ楽しくなってしまった。

花の名前を書き忘れてしまったので書くことが出来ない。此花は日本のシャクナゲのような感じでキリマンジャロの3000m前後の場所に一面に白い花を咲かせていた。花の大きさは直径10cm位。

植物の勉強をしなければと思った。

キリンの出迎え

2006年02月20日 13時00分22秒 | 山旅
充分睡眠をとり、気持ちの張りが取れたのか気怠さを感じての起床となった。ところが洗面するため鏡に向かったところ鏡に映った自分の顔をみてびっくり!!10歳ぐらい年を取ったような顔になっていた。体重もかなり減っている感じだ。

気を取り直して朝食を取りサファリ観光へと車上の人となった。メインの道路からはずれるとそこは凸凹の無舗装道路、内臓が飛び出しそうな上下運動と前車が巻き上げる砂埃にウンザリしながら、2時間ほどすると、だだっ広い草原に出た。

ゲートを入るとそこは動物園!!しかし檻に入っているのは我々人間。そこへキリンの群れが近づいてきた。我々を警戒してか一頭こちらを威嚇している。あまり刺激しなよう移動を開始する。

アルーシャへ

2006年02月19日 10時22分29秒 | 山旅
マラングゲートでキリマンジャロビールを飲んでいる内に続々とメンバーが下山してきた。男性は当然の如く、ビールを片手に土産物売り場から出てきた。

最初にゲートに到着したときに見た光景を自分がやってることに不思議さを覚えるとともにその時の白人の心境が理解できると思った。幸運に恵まれれば50%悪ければ0%の登頂と聞いていただけに全員が証明書を貰えることの素晴らしさを実感しながらガイドリーダーのピーターから登頂証明書の授与を受けた。

ポーター達のキリマンジャロの合唱を聴いている内、感激で涙が出てきてしまった。ガイド達に見送られて一路アルーシャへ。途中バオバブの木の下で休憩中自転車に乗った子供が近寄ってきた屈託のない顔にこちらも笑顔で返す。

貧しい農村風景から次第に建物が洋風になる頃アルーシャに到着。ホテルにはプールも付いており外の風景とは格段の違いを感じながらその夜は当然の祝賀会となった。

しかし肝臓を痛めたのかアルコールをあまり受け付けず蚊帳の付いたベッドに早々の引き上げとなった。

ゲート到着

2006年02月18日 09時51分43秒 | 山旅
マンダラハットからはそれぞれが自由に下山することとなったため、一人先発することとした、内臓の調子は今ひとつだが足腰はしっかりしているため歩行速度を上げて下山する。

樹林帯のため眺望はきかないが、蘭の一種を探しながら慎重に下った。韓国からの観光客が軽装で登ってきた。ワイワガヤガヤ、登山とは縁遠い感じ!ちょっとした錯覚に陥ってしまった。

気持ちを取り直して黙々と下山。突然橋のところで現地の子ども達と出会う。何か物をほしがっている。その中の一人が突然日本語で「お金」と言ったのには驚いてしまった。貧しい国の現状を身近に感じ、考えさせられた。

そんな感傷もゲートをくぐることで、忘れてしっまている自分がいる。トップで下山して、なりふり構わず売店に飛び込むなりビールを購入、もちろんキリマンジャロビール!!おいしい!!

しかし一気には飲めなかった。内臓が弱っているようだ。身体を標高6000mまで持って行くことの厳しさを身体が感じ取っていた。

この花の名前は

2006年02月17日 13時03分31秒 | 山旅
この写真の花について質問したところ、ツアーリーダーから花の名前はわからないがエーデルワイズの仲間ではとの回答が返ってきた。私が見るところハハコグサに近いようにも見えました。

ご存じの方がおられたら教えて下さい。ここで一言メモ、ツアーを通じて樹林帯を除けば日差しが非常につよく、日焼け止めクリームは必需品です。

男性として塗りなれないとは思われますが、体力消耗を押さえるにも役立つと思われます

。ツアーリーダーが薄手の手袋をずっとしていたことが下山してホテルへ到着、入浴後判明。両手の甲が変色している、つまり日焼けをしていたのだ。

キリマンジャロの花

2006年02月16日 11時04分25秒 | 山旅
富士山の標高を超えるところに花がたくさん咲いていることに驚いてしまった。登頂するときは目的に向かって只ひたすらゆっくり登山と水の補給に努めていたために周りの景色をゆっくり楽しむことはなかった。

下りにかかって、それぞれのペースで下山できることから花の写真を撮ることが出来た。小さい花もたくさん咲いていて楽しませて貰った。

さらに高所に咲くため枯れたように(ドライフラワー)なっている花や水の補給に工夫をこらしている植物もあり自然の強さを感じました。

原住民との遭遇

2006年02月15日 20時43分55秒 | 山旅
カメレオンとの遊びを切り上げ暫く行くと、時々奇声が聞こえる。木の上から聞こえてくる様なので暫くじっとしていると、写真のサルが悠々と前を横切り私を無視して座った。

種類はわからないが、日本猿に比べて少し大きめ。危害を加える気配は感じられない。その内どこかへ行ってしまった。

標高が下がって呼吸は随分と楽になった。初日の宿泊地マンダラハット(2700m)に着く。食堂棟の前で全員の到着を待つ。

草の上に座ってくつろいでいると、20歳代の白人女性がガイドに両脇を抱えられ下山してきた。またしても高山病の模様。あらためて高山病の恐ろしさを認識するとともに、登頂できた事への感激が胸に込み上げてきた。

怪獣登場

2006年02月14日 18時36分36秒 | 山旅
マンダラハットに近付くにつれ荒涼たる砂漠風景から次第に樹木が混じった緑が増えてくる。休憩場所でちょっとしたオアシスの風景!標高が下がっているため暑くなってきたこともあって、つい木陰を求めて中に入ってびっくり!!そこはティッシュの花。

日本アルプスでも問題となっているが実に不愉快な気分にさせられる。携行食も食べる気分にならず這々の体で出発。

暫く行くとガイドリーダーが立ち止まって足元を見ている。近づくとそこには可愛い怪獣!失礼カメレオンの子ども、5cm位だろうか?あまり大きくならない種類とのこと、ストックを置くと例のリズムで木と間違えたのか渡り始める、疲れを忘れさせてくれる一時だった。

しかし一方で登山者の犠牲になったのか数匹の無惨に押しつぶされたカメレオンを見ることとなった。複雑な気分

ここで一言、リーダーが登山中、晴天にもかかわらずザックカバーをずっとかけている。疑問に思って質問すると砂がザック内部に入らないためとのこと。納得!!

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