こころ煌くとき[CARPE DIEM」

日々心の煌く時,写真を通して公開していきます。

屏風のような壁を間近に見て

2006年02月05日 07時30分25秒 | 山旅
なだらかな登山道を、走りたくなる衝動を抑えてひたすらポレポレ、昨日の4300mへのトレッキングが高所順応に有効だったのか以外と快適な歩行でつい気がゆるんでしまう。

突然、前を歩いていた人が次々と道を空けている。何故だろうと思っていると4人のポーターが荷車らしき物を引っ張っている。10mぐらいに近づいたところでそれが一輪車であること

が解った。しかも人が一人横になって、身体を保護バンドで固定されている。どうも滑落して急きょ下山している様だ。油断は禁物!!気持ちを引き締める。

二つ目のトイレに到着するころ、やっとギボハットが見え隠れしてきた。トイレ休憩をしている私の前に2人の中国人が倒れ込むようにして座ったどうも高山病になっている様だ!

しばらく仰向けに寝転がったまま起きない。大丈夫だろうかと思っていたが休憩を終わる頃、起きあがってホロンボハットに向け歩き出した。この後自分にも同じ状況が来ようとは夢にも思わなかった。

お越しいただきましてありがとうございます

自由なコメントをお願いします