こころ煌くとき[CARPE DIEM」

日々心の煌く時,写真を通して公開していきます。

感動の風景

2006年01月31日 06時48分01秒 | 山旅
ポレポレ登山に飽きてきた頃、突然眺望が開けた。4300mという標高を感じさせないキリマンジャロの山容。実に雄大!じっくり腰を落ち着けて見とれることに!

長めの休憩とあって、それぞれシャッターを切ることに余念がない。ギボハットへの登山道もよく見える。かなりの道のり!明日はその道をポレポレ。

リーダーからギルマンズポイントへの登山道を教えられる。丁度写真の中央にほぼ
一直線の登山道が、かすかに見える。望遠鏡を持参していたので倍率を最高に上げて

見ると、そこには黒い点が動いている。下山者だ!!止まっているようだが少しずつ下っている。

ゼブラポイント

2006年01月30日 10時03分33秒 | 山旅
ホロンボハットを出発してすぐキリマンジャロ登山道を右に折れて進み、高所順応のため、とにかくゆっくり(ポレポレ)、そして頻繁に水を飲む、以外とこの2点が難しい!!

殆どの登山者は直接ギボハットを目指すためマウェンジ峰方面へのトレッカーは殆ど見られない。マウェンジ峰が裾野を見せる頃ゼブラポイントに到着。まさにゼブラとはよく言ったものだ、ゼブラは縦縞なのか、

横縞なのか疑問を抱きながらも綺麗な縞模様にシャッターを押す。ここで約4000m、休憩を充分とって、肩まで約300m登ることに!数時間後にはすばらしい眺望と出会うことになる!!

高所順応

2006年01月29日 07時05分16秒 | 山旅
今日は高所順応のため一日マウェンジ峰方面のトレッキングに行く。高度を4000mに慣らすためだ。混雑する食堂棟で早めの朝食を済ませ、出発。高所順応の為

には大量の水を飲み、尿として出すこととの指導を受け、今日は3L飲むことにした。さらに行動をゆっくり(現地語で「ポレポレ」という。)すること。この2点を頑固に守らなければ

ピークには行けないだろうと言うことだった。その話を現実に経験した参加者がいた。6年ほど前にチャレンジした際、なだらかに見える登山道に気を緩めて歩行速

度を速めたため高山病になりギルマンズポイントがやっとで敗退したとのこと、さらにトレッキングを終えてハットに帰った際、現実のものとして身近に体験することとなった。

それはホテルで顔見知りとなった日本からの親子連れだった。我々より先行してギボハットへ向かったが、まず20歳代の男性が登れなくなり引き返してきた。父親は

ギボハットをめざしたが途中で断念して引き返してきた。原因は歩行速度とのことだった。はたして登れるのか!!

キリマンジャロの朝焼け

2006年01月28日 11時48分40秒 | 山旅
登山開始3日目、富士山の頂上位の標高のため少し寒くなってきた。寒さのせいか
午前5時過ぎに目覚め近くを散策している内、朝日が昇り始めた。暫く見とれていてふと

反対をむくとキリマンジャロが赤く染め上がっていた。荘厳の一言に尽きる!
このホロンボハットはギボハットが宿泊できないため下山者がこのハットまで

下山してくるため非常に混雑する。特に不自由なのがトイレだ。そこで知る人ぞ知るトイレをご紹介、ハットから離れること約100m、ポーター達のテント場をすぎると

そこには真新しい小屋が、はじめは離れているためわからなかったが散策する内
人の出入りがあることに気づき冒険心も手伝って中を覗くとトイレだった。

今日は高度順応のため4300mまでのトレッキングをする。

気持ちの高ぶりを押さえて

2006年01月27日 21時55分41秒 | 山旅
登山開始2日目、身体も時差を克服してくると早く目的地に着きたいと思うようになる。それが変化に乏しい殺伐とした草原地帯となると尚更、360度数キロ先まで見通せると言うのは精神的に辛い!

そんな中、かなりの下山者と行き交う、合い言葉は(ジャンボー)白人とも同じ挨拶をする。気持ちに張りを持たせてくれるのは、みんなの爽快な達成感に満ちた顔

そして親指を立てて(グッドラック!!)との励まし!!埃との戦いもスントの腕時計が3700mを表示する頃、終わりを告げ、黒い小屋の集まったホロンボハットに到着。

まだまだキリマンジャロは頭を出しているにすぎない。大きい山容にチャレンジ精神が頭をもたげてくる。

ホロンボハットへ

2006年01月26日 09時34分17秒 | 山旅
午前6時起床、7時朝食、8時出発の時間割で朝の行動を終え、いざ出発!
今日も天気は良さそうだ。約1時間ほど登りが続くと草原(木がなく、枯れたよう

に見える草花の原っぱ)が現れた。だんだんと赤茶けた土が多くなり埃がきつくなってきた。マスクを付けている人もいたが呼吸が困難になるので付けないことにした。

今日も約1000m標高を上げていく。ゆるやかな草原地帯を、いくつかの沢(殆ど涸れている)を横切りながら進んでゆく。同じような風景でなかなかキリマンジャロは近づいてこない!!

とにかく大きい!後から出発したポーターに追い越される。そのたびに埃まりれに
なる。気管支がおかしくなりそうだ!休憩をこまめに取りながら2Lの水が無くなるころ

ホロンボハット(3720m)に到着。約7時間の行程だった。

クレーターから

2006年01月25日 09時24分19秒 | 山旅
マンダラハットは切り開いた草原に樹林帯に囲まれるように作られていた。
中央に食事をする食事棟が一回り大きくあり、水洗便所もあり水も蛇口をひねれば

出るが生水は飲まないようにとの指示を受けた。夕食まで時間があるので近くの
クレーターまで出かけることになった。登山道を20分ほど登ると分岐点があり

その道を右にとって進むこと15分ほどで到着。眺望が開け360度よく景色が見える。

キリマンジャロがよく見える!!けれども遙か彼方だ!周りを見ると花が多いことに気付く。エーデルワイズの仲間の花だと聞いたが、ピンとこない。帰国して調べてみることに。

マンダラハット(2727m)へ

2006年01月24日 19時32分43秒 | 山旅
マンダラハットへの登山道は良く整備されていて歩きやすく途中何カ所か脇道があるが
下山してくる登山者も多く道に迷うことはない。

約4キロほど進んだところでポーター道と合流、ここからポーターとの離合で賑やかとなる。挨拶は「ジャンボー」朝から晩までこの言葉で済ませてしまう。

ポーター達は15キロを超える荷物を頭に載せている。しかも私たちよりも速い速度で登っている。よく登れるものだと感心するとともに我々が動物的に退化してい

る証ではないかとも思った。ポーターに道を譲りながらゆっくり登っていると、突然視界が開け小屋が現れた。マンダラハットに到着!!あっけない到着。足慣らし

としては物足りなさを感じつつ体力温存と心に言い聞かせる。その心をリーダーは読みとってくれたのか片道30分ほどで到着するクレーターまで行くことになっ

た。その事については次回投稿までお待ち下さい。

マンダラハットをめざして

2006年01月23日 15時25分12秒 | 山旅
標高1900m程のマラングゲートをピーターをリーダーとするガイド:ポーター
あわせて50人程のパーティーが出発する。ポーター達は我々の荷物を頭に載せて

一足先にポーター専用道路を軽やかに出発した。登山道の途中で判明したがマンダラハットまでの中間点で合流することに!ガイドはピーターを含め4名、常に前後

と中間で人数の確認をしていた。標高は石鎚山の頂上位で丁度良い温度、写真で見るとジャングルを思わせるが、乾期で湿度が低く道幅も十分あって整備してあり順

調に歩を進めることが出来た。標高差1000m程を4時間で登ることから辺りを
見ながら登ることが出来、高木の中を蘭の花を求めてゆっくりと進んだ。

以外と花が咲いていることに驚く、帰国してから花を調べてみようと思ったりもした。

マラングゲート

2006年01月22日 18時34分47秒 | 山旅
舗装された6m程の曲がりくねった道をしばらく走ると鉄格子の門に突き当たった。小銃を持った警備員とリーダーが何かを話して暫く停車していたが書類を

渡して中に入ると写真の小屋が目に飛び込んできた。マラングゲートだ!!
手続きに1時間程掛かるとのことでうろうろしていると一人2人と下山してくる

白人が土産物屋入るなりキリマンジャロビールを片手に祝杯をあげている。
気持ちの高ぶりを押さえきれなかった。

マラング村

2006年01月21日 10時09分57秒 | 山旅
マラングゲートに向かう途中の峠にて昨夜泊まったホテルを含むマラング村を
一望できた。

今日は正装した村人が教会へ向かう姿がたくさん見られ、こちらの手振りに
良く応えてくれた。非常に明るい。特に子どもはどこでもかわゆい!!

前回の投稿でのお詫び、ホテルからキリマンジャロはよく見えていましたが
投稿写真は庭に焦点があっていました。失礼しました。

キリマンジャロの雄姿

2006年01月20日 19時45分22秒 | 山旅
キリマンジャロ空港に夜の到着となったため、周りの風景が分からないまま
3台のワンボックスカーに分乗してホテルへ向かう。

とにかく灯りがない!!道路は約8メートル前後でセンターラインらしきものが
所々にあるだけ、最初右折もしないのに右のウインカーを出しっぱなしで走行

確認はしていないがどうも対向車とすれ違う際の衝突防止策の様に感じられた。
さらに頻繁にブレーキを踏んで凹凸のある場所を通過する。これは翌日になって

それが横断歩道であることを確認した。約2時間程時速100キロ位(たぶん
日本車の中古なのでマイルではないと思うが)で信号もない道路をひた走った

その間小さな町を幾つか通り過ぎたが灯りがほとんど無い、けれども人がたくさん
いる。不気味だ一人では歩けないと思った。

夜中(現地時間)ホテルに到着、新年になっていた。新年の挨拶も程ほどに割り当てられた2人部屋へ入るなりベッドへ潜り込んでしまった。

翌日早朝早くベッドを抜け出し。写真の風景を堪能して3文の得をした。
写真はダブルクリックをしていただくとキリマンジャロがわかると思います。

はじめてのアフリカ大陸

2006年01月19日 10時51分33秒 | 山旅
地中海を越えるとそこは茫漠たるサハラ砂漠、高度1万mからはっきりと皺を
刻んだ砂漠が見える。

夕日が沈む頃、アフリカの大河、ナイルが顔を見せた。初めて見る大河と夕日の
コントラストにしばし見とれながら心の高揚を押さえきれなかった。

午後9時過ぎ(現地時間)機体が高度を下げ始めた。しかし気流の状態が悪いのか
機体が揺れる。突如200m位高度が下がったかと思ったら機体は再度上昇を始めた。

暗闇の中、不安が広がるが地上に光がない。機長の腕を信じて待つこと30分、
無事アフリカの大地に着陸することが出来た。

なんと小さい国際空港!!タラップを降りて徒歩で空港施設に向かう(空港施設は
写真撮影を禁止されている)。松山空港の3分の1位の平屋である。

30年ぶりのスキポール空港

2006年01月17日 22時04分48秒 | 山旅
12月30日午前11時関空出発、午後4時(現地時間)アムステルダム:スキポール空港着、気温氷点下1度おまけに吹雪いている。30年前に一人旅で空港を訪

れた時も寒かった。空港は当時とくらべものにならないくらい大きくなっていた。空港内を東京組と待ち合わせる場所を探して右往左往、結局東京からの便が1時間遅れて

いるとのことでヒルトンホテルに向かう。

お越しいただきましてありがとうございます

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