こころ煌くとき[CARPE DIEM」

日々心の煌く時,写真を通して公開していきます。

キリマンジャロ 初めての海外登山 タンザニアに向けて

2019年11月09日 20時20分53秒 | 山旅




思い起こせば
40代で登山を始めて10年程が経った頃
20代初めにヨーロッパ一人旅を思い立った心境と似ているな
と今振り返って思う。
大手ツアー会社に電話してカタログを送ってもらった。
宮仕えの身で年末年始と有給休暇を合わせても11日間が精一杯だった。
2005年、年末、関空で京都からの参加者と合流
東京からの参加者更にガイドと合流すべくオランダ、スキポール空港に向け飛び立つ。
スキポールは小雪の舞う氷点下2度の世界だった。
東京からの便が遅れていることから宿泊予定のホテルで待つことに・・・
熟睡できない一夜が明けて
翌日、キリマンジャロ国際空港に向け飛び立つ
途中、アルプスの白銀の山々を見ながら
一人旅の時にシャモニーからロープウェイで登ったモンブランを探してみたものの無理だと悟った。
太陽が西に傾きかけた時、眼下に砂漠が広がっていることに驚き
窓から食入る様に眺めた風景は
大河が遥か彼方まで地球のひび割れのように続いていることだった。
ナイルだと今も信じてやまない
夢中で写真に収めたと思ったがピンボケで全滅。
暗くなり始めたので、うとうとしていると機体が大きく揺れ、目が覚める。
眼下には少しだけ明かりが見え機体が高度を下げ始めて空港だと思った。
しかし風の影響からか数回着陸を試みた後、
揺れながら着陸した時は頭が真っ白
生きた心地はしなかった。
出迎えの車に乗り込み明かりの全くない道路を只ひたすら2時間、所々に微かな明かりにたむろしている人影以外漆黒の世界が広がっていた。
数時間の浅い眠りから覚め、写真のホテルの風景と子供に会うことが出来た。

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