nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

ピエール・ルメートル 天国でまた会おう 上・下

2016-01-25 17:02:32 | 本・雑誌・ドラマ
 

その女アレックス の作者、ピエール・ルメートルのゴンクール賞受賞作 天国でまた会おう 上・下 を読みました。

あらすじ・・・・上(「BOOK」データベースより)
1918年11月、休戦が近いと噂される西部戦線。
上官プラデルの悪事に気づいたアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう!
そのとき彼を助けに現われたのは、年下の青年エドゥアールだった。
しかし、アルベールを救った代償はあまりに大きかった。
何もかも失った若者たちを戦後のパリで待つものとはー?
『その女アレックス』の著者が書き上げた、サスペンスあふれる傑作長篇。
フランス最高の文学賞ゴンクール賞受賞
あらすじ・・・・下(「BOOK」データベースより)
第一次世界大戦直後のパリでのしあがる実業家プラデルは、戦没者追悼墓地の建設で儲けをたくわえていく。
一方、アルベールは生活のため身を粉にして働いていた。
そんな彼にエドゥアールが提案したのは、ある途方もない詐欺の計画だった。
国をゆるがす前代未聞のたくらみは、はたしてどこにたどりつくのか?
日本のミステリ・ランキング一位を独占した人気作家が放つ、スリルと興奮に満ちた群像劇。一気読み必至の話題作。

戦争によって歪められた人生を生きることになった、青年アルベールとエドゥアール。
戦争によって名声と富を得て、私腹を肥やしていく悪しき上官プラデル。
戦争の代償はとてつもなく大きく、平和が訪れても、庶民の貧困はいつまでも続いていきます。
運命の対比はあんまりにも生々しく、どこまでも不条理ですが
そこには運命のいたずらによって、太いつながりが生まれているのです。
途方もなく大きな詐欺に手を染めていく、アルベールとエドゥアール。
復讐の物語かといえば、直接的にはそうではないのですが
廻り廻ってさらに深い悲しみに落ちていく、戦争の悲惨さが描かれています。
フランス文学らしい、ちょっと歪んだ描き方が、より一層の悲惨さを誘います。





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大阪天満宮

2016-01-25 11:57:59 | 兵庫・大阪
ランチタイムを挟んで、次の目的地 大阪天満宮 へ向けて歩きます。
大阪城公園駅に降り立ってから、ここまでクネクネと4~5km歩いたと思います。
天満宮といえば、もちろん祀られているのは菅原道真公で
大阪市民からは親しみを込めて、天満(てんま)の天神さんと呼ばれているそうです。



桜門






拝殿
修復中で幕がかかっていて残念



受験期のこの時期、お守りやご祈祷の列に並ぶ人であふれていました。



こちらでも御朱印をいただきました。



白米稲荷社





霊符社



北門を出てすぐのところに 天満天神繁盛亭 がありました。



日本で唯一の落語専門の定席で、上方の有名どころが多く出演されているようでしたよ。
コメント (2)
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