nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

チャリティマッチ・がんばろうニッポン! 日本代表×Jリーグ選抜

2011-03-30 10:28:41 | サッカー
中止になった代表戦の代わりに、場所を変えて行われた復興支援のサッカーチャリティマッチ。
選手とサポーター、そしてテレビの前の人たちの気持ちが一つになった
最初から最後までウルウルが止まらない、心が震えるイベントでした。

こんなに胸に響いた「君が代」は初めてだったし、テレビの前でも真剣に黙祷したし
サッカーの試合が開催されるという、これまで当たり前だったことがなんとも有難いと感じた夜でした。
実際のところ、すべてを失って途方に暮れていらっしゃる方々や
今も苦しい状況の中にいらっしゃる方々に、昨夜の映像が届いたかはわかりませんが
原発問題が終息しない限り、大なり小なり国民全体が二次被害者であることには変わりはなく
ほとんどの国民が、気持ちの晴れないどんよりと重い日々を送っているわけで
そんな国民の心を一つにするために、スポーツが貢献できることの偉大さを感じずにはいられませんでした。
世界150の国と地域に生中継されたという事実も、この試合の重みを感じさせてくれました。

内容よりも結果よりも、思いを伝えるためのチャリティマッチでしたが
伝える側にも受け取る側にも必死の気持ちがこもっているからこその、素晴らしい試合になりましたね。
遠藤、岡崎、カズ、それぞれが素敵なゴールで、元気をいっぱいもらいました。
全員を出すという試合展開では、余興的な采配になりがちですけど
ストイコビッチもザックも、なかなかの策士でした。
前半の穴をきちんと埋めて、代表に立ち向かったストイコビッチ采配はさすがです。
ここぞというときの、44歳キングカズのゴールは
国民にとって、大きな力になりましたね。
フランスW杯の時に、代表に選ばれながら途中で帰されて来たカズが
その13年後に、こうして現役選手としてゴールを挙げ
その時エースストライカーだった城が、とっくにサッカーをやめてこの日は解説に回っているという現実。
諦めなければ、未来は必ず微笑んでくれるということを実証してくれました。

出身地が被災した小笠原は現地を視察して、被害の甚大さに相当なショックを受けて帰ってきたそうですが
昨夜の曇った表情と、いつになく切れのないプレーに
彼自身の心のダメージの大きさを感じずにはいられませんでした。
見ると聞くでは大違い、人間ですもの、そうですよ。
それでも一人一人が、少しずつでも元気にならなければいけない、それが使命ですから・・・・

実は、29日の国立での代表戦のチケットを入手していた娘。
大好きな槙野の着ていた2014(次回のW杯開催年)というユニを見て、特注で同じものを注文し
それを着て観戦できるのを楽しみにしていたのですが、それが中止となったため
昨夜はそのユニを着て大宮に出かけ、中継のある居酒屋でたくさんのサポと一緒に観戦したそうです。
近くにいた代表サポ、大宮のサポ、仙台のサポ ・・・すべてが一体となった素敵な夜だったとのこと。


それにしてもザックジャパン、いまだ負け知らずが続いてますよ、すごいですね。

感動をありがとう、がんばろうニッポン! 


人気@BlogRanking にほんブログ村 主婦日記ブログへ  日記@BlogRanking  いつもありがとうございます
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする