日暮らし通信


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Wi-Fi 機能が使えない (私の闘病記・その九) 

2021年05月16日 09時31分35秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






このコロナ禍でいろいろなことが規制され、家族にも会えないルールが続いているので、入院の時に三階に来た長男と会ったのが26日午後のみ、以降は会えず退院の日にやっと面会が許可されて久し振りに長男と会った。

こんな状況の中でもっと家族とコミュニケーションを取りたい願いがあるが、それを助けてくれたのがスマホで特に LINE が有効だった。

本来、私には携帯電話などは不用品なのだが、要介護のMの緊急事態に備えての電話持ちのつもりだったが、今回自らの入院で多いにスマホの利用価値があることを知った。

家族との必要な情報が途絶えているので、H子さんには何度も LINE で物の手配や依頼事を連絡した。

しかしここの院内では 「Wi-Fi 機能」 が使えないから今月分のスマホ料金が心配になってきた。
病院などの施設では必ず 「Wi-Fi 機能」 接続が可能であるようにすべきではないだろうか?

だが私は LINE の使い方をあまり知らないが、スマホに替えた時に家族で LINE を使えるように準備だけはしておいたので遠くにいる長女を含めた家族にも 「入院したよ」 との連絡ができた。
でも簡単な文章を送るくらいしか LINE の使い方が判らなかった。

今回の入院を利用してH子さんから LINE の使い方をを教えてもらった。

私が 「これを持って来て、あれも持って来て?」 と頼んでも、すぐには判らない物をあり、そんな時にはH子さんから写真入りの LINE が送信されて 「これでいいでしょうか?」 と確認することができたが、私は LINE で写真を送ることは知らなかったので、これも教えて貰い何とか使えるようになった。

H子さんの知識もなかなかのもので、私の疑問に必ず答えが返ってくるので、スマホ音痴の私としては頼りがいのある助っ人だった。

ところで入院中、毎日行われる点滴治療が終れば後は自由時間がたっぷり、表に出て散歩することは禁じられているのでこの第三病棟で過ごすしかない。

 「私は何をしようか?」 と考えたが、それはこの入院生活を小まめに記録することを思いついた。

入院早々、H子さんに頼んでもう永い間使っている 「電子手帳ザウルス」 を取り寄せ、毎日の出来事を記録することにした。
本音はノートパソコンを使いたかったのだがそれは控えることにした。

この病棟の西側には食堂・デイルームと呼ばれる広い部屋があって、入院者の憩いの場として利用できるので、私は合間を見てはそこに行き、静かな雰囲気の中でザウルスへの入力を続けた。
この時の文章がこのブログ投稿文の基になっている。

36年前の入院では携帯電話などは夢にも思わない時代で、携帯式のソニー小型ブラウン管式テレビを家から運んで見ていたが、そんな時代と比べると 「世の中は変った」 と、つくずく感じた今回の入院生活でした。








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綺麗に整理整頓されたメイン通路




食堂




調理に必要な備品もある



      写真説明:  病棟内部

      撮影場所:  食堂 ・ デイルームにて  (2021.5.6)





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