長男夫婦と同居するようになってから七ヶ月が過ぎた。その影響は私たち夫婦の暮らしに大きな変化をもたらした。
その中で最も変化したのが食生活、私は食べ物を準備したり、造ることからの全てから解放されたから、一番楽になったのは私かもしれない。
それと食べる内容が大きく変わった。夕食を例に取ると、炊き立てのごはんにメインのおかず、その他四品か五品のおかず付きだから、二人暮らしの時とは雲泥の差がある食卓となった。
それを見ると二人暮らしの時には一体何を食べていたのだろうか? と、想い出すと、いつも買い求めた簡単な食事で我慢していたことが想い浮かんだ。
月曜日から金曜日までは妻の夕食は宅配弁当だったが、私が食べていた物は至極簡単な内容で、よくもそれで栄養バランスが取れていたと思うが、それは逆に粗食だったから悪影響はなかったのだろう。
妻もメンタル的に良い影響を受けたようで、嫁さんと餃子を造ったり、野菜を刻んだりと、食事造りに一役手伝っている。
二人だと無口で会話をする事も少なかったが、嫁さんとの会話も増えたのも有り難いことだ。
昔は大家族構成が当たり前の日本人の生活だったが、今はそれは少なくなってしまった。人間は大勢の人と暮らすことにより、無意識の内にも何かを他人から学んでいることが大きなメリットだった。我が家ではまだ七ヶ月の四人暮らしだが、四人とも多くのメリットを共有しているはずだ。
だが私の 「妻を介護する仕事」 は以前と大きく変わることなく続いている。これだけは私専用の仕事だから嫁さんに押しつける気持ちは毛頭ないが、何かあった時にすぐ近くに助っ人がいるのは多いに安心できることだ。
このところ秋晴れの良い天気が続いている。9時過ぎ、その陽気の元で今日も妻との散歩も終った。今日もブルー一色の空が何処までも広がっていた。
|
昔はあたり前の時がありました。
年寄りは煩く面倒で頑固な人間から・・
忍耐を学び、昔の伝統や家系や仕事を
教わって、誰かが叱られている事を
隣で聞きながら、学んで、更に愛情も
子供や孫への接し方も今は懐かしく・・
祖父母や親は亡くしてから、もっと聞いて
おけばよかった・・と、思っています
赤とんぼ様の所は、理解ある息子さん
ご夫妻で、その教えは赤とんぼ様ご夫妻
家族団欒何時までも幸せに・・願って
おります。
我が家は このまま老人だけの家です
寂しいものです。
思いを巡らすことが多いですが
いつも参考になることばかりです。
有り難うございます。
人はいつも安寧の日々を願っているはずで
それを求めているのですが
そう簡単にその願いは叶いません。
願いを叶うにはもう少し努力せよ
とのハードルは高いようです。
毎日、無事に過ごせることだけが
私たちの願いです。