朝刊トップページに 『菅内閣支持急落45%』 の三段抜きの記事があり、さらに 「コロナ指導力発揮せず77%」 のサブ見出しがあった。
さもあろう、今のコロナ対策は誰が見ても合格点を上げるにはほど遠い現状だから支持率が低下するのは当たり前のことだろう。
それと永い前政権の統治の中で気が緩んだのか、足を引っ張る議員の不祥事が続いて支持率低下へと更に影響している。
先日、前総理の 「桜を見る会」 に対する記者会見を見たが、秘書のせいにしての言い訳はもう国民には通じなくなっている。
私は永年自民党を信頼していたが、この前総理の直接関与を否定した会見内容は到底納得できるものでは無かった。
前政権はそれなりに効果ある施策を行ってきたと思っていたが、前総理の功績は 「桜を見る会」 の対応で全てを帳消しにしてしまった。
その他、選挙でお金をばらまいた議員夫妻や、多くの献金を受けて無届けの議員などなど、どうしてこのような行為が無くならないのだろうか?
またコロナ禍で先が見えない状況なのにどうして国会が開かれないのか? と理解に苦しむが、野党の対応も問題があるようだ。
野党はまだ 「桜を見る会」 の問題を論議したいような雰囲気だが、文句を言うだけでは無く徹底したコロナ対策を討議すべきだ。
私が思うに現政権はどうも覇気が感じられない。このように混沌としている時代では総理のリーダーシップが大きく問われる。だがそのリーダーシップの為には有能なブレーンの提言が必要なはずだ。今はそのブレーンの存在が影が薄いように思われる。多くの意見を吸い上げて政策を造らなければならない。今が現内閣の実力を発揮する時でもある。
そして何と言っても気になるのは東京都の感染者数の増加だ。『年末年始は命を優先し、家族でステイホームを』 と都知事が訴えているが、さて今年の年末年始はどのように過ぎて行くのだろうか?
経済的にはいろいろと不都合もあるようだが、じいっと耐え忍んで冬眠気分での年越しなどは如何であろうか? 国民一人一人にとっても今が正念場、自らを律する勇気を試すいい機会でもある。
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