今日10時過ぎ、妻と空堀川沿いを散歩していたら、自転車に乗った人が近づいて来たが、その人はもう何年も会っていなかったKさんだった
Kさんは私より二つ歳上だが風の便りで奥さんを亡くしたことを聞いたが、確かめるとやはりその通りで数年前に先立たれてしまったと話してくれた
今は独りで生活していて、自由気儘に過ごしているらしい
私の妻が病気したことも知っていたが 「元気そうだね」 と、妻に声をかけてくれた
私が介護の話をすると 「介護するのは根気がいるね。でも介護される者も自分で選んだ訳ではないから可哀想だよ」 と、私よりはずうっと介護先輩のように言うその言葉には何かが籠っているように思えたが、奥さんの介護も大変だったとのことだった
私が 「独り暮らしがしたくなったよ」 と愚痴ると 「独り暮らしはつまらないよ、寂しくて、侘しいよ。介護しててもいいから妻といる時が懐かしく想い出されるばかりだ」 との言葉には実感が籠っていて、それは私へのアドバイスだと思った
別れ際 「○○○さん、元気でね」 と妻に言い、私には 「頑張ればいいこともあるから」 との言葉を残して遠ざかって行った
その後ろ姿を見ながら 「そうかなあ~、独り暮らしは寂しいかなあ~」 と思ったが、傍(らに妻がいることに気付くと現実の世界に戻ってしまった
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隣の芝生は・・・所詮隣の芝生です
他人の生き様は・・・皆よく見えます
相手も同じこと・・社会とは 人との関わりを
言うのが社会 その一番小型のものが・・
夫婦の家庭です。
Kさんも幸せ そしてのぶまつ さまも
幸せ・・それが一番
なるのは明らかですが、どうなるのでしょうか?
独り暮らしは気儘でいいなあと思ってますが
話を聞くと、どの人もあまり良くはないようです
介護と言う仕事を重荷に感じる度に
独り暮らしに憧れますが困ったものです
先行き不安なことばかりですが
妻が元気な頃は先のことなんて
考えたことなどありませんでした
考えてもどうにもならないことと思うばかりですが
それでもまた考えてしまいます
でも考えるからまだ気持ちの上で
成長することができると思っています
悩み、苦しむのが人生だと割り切れば
また明日も生きることができるはずです