今日、Mは76歳の誕生日を迎えた。本人は特別な意思表示が出来ないのが可哀想な気がするが、息災で今日に至ったことを感謝するしかない。
8時前、娘夫婦がやって来て、Mへのお祝いを貰った。三密を避けるために、娘夫婦とはここ暫くは家で食事をすることなどを控えているが、このような祝い事があると必ずやって来て、お祝いの品物を置いてすぐに帰るのは寂しい気もするが、やがては次女の旦那と一杯飲むことを願っている。
例によってMの食べたいのはお寿司だから、夕食にはH子さんがもうお寿司を手配してあるし、ケーキも買ってくるとのことだった。
このコロナ騒動のお陰で長男夫婦が毎週行っていたボランティア活動も中止していたが、今日からはまた再開とのことで、二人は外出、16時まではMとの二人暮らしとなる。
Mが始めて入院したのが2005年だから、Mの人生の20%は要介護の世界に入ってしまったが、これも人生、天命に従うしかない。
だがMの容体が以前の元気なように戻ることはありえず、むしろ衰えていくのが現実でもある。
歩くのも私の介助無しでは非常に危険な状態だし、それが更に悪くなる可能性もある。幸いなことにMが良く食べることが僅かな明るい光りでもある。
思えば思うほど先行き不安なことばかりだが、私たちよりもっと悪い環境の中で過ごしている方も多いだろうから、現実に感謝して生きるしかない。
「Mよ、76歳の誕生日お目出度う」 とエールを贈り、また貴方の介護に精出して頑張ります。
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都営アパートの花園で咲くユリ
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萩の花?
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空堀川の河川道で咲いていたユリ |
写真説明: 今日出逢った花たちです
撮影場所: 空堀川沿いにて (2020.7.5)
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のぶまつ @ ほーむぺーじ
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