私の台風恐怖心

日暮らし通信 日 暮 ら し 通 信 ■□　写真タイトル　と　撮影場所　□■ 雨とトケイソウ 空堀川沿いの民家にて

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今週の日本列島は大型で非常に強い台風第８号の影響が懸念される。 私は台風が発生して関東地方にも影響がありそうだと、ある恐怖感を持ってしまう。 これからの進路図を見ても必ず台風の中心が我が家の上空を通過するような錯覚に陥ってしまう。 どうしてそのような恐怖感を持つに至ったか？　 それは子供の頃、最大級の台風が関東を通過、その時貧しかった我が家のトタン屋根が吹き飛んだことが、台風は　”怖い”と想わせてしまった。 あの時の怖さは今も憶えている。 吹き飛んで屋根が無くなったら明るい空が我が家の上にすっぽりと見えた時の恐怖、一生忘れられい想い出だ。 だが気丈な母は一言も愚痴を言わなかったことは、母の背中を見て育った私の脳裏に強烈な教訓を残してくれた。 そんな時　”父がいれば”　との思いは子供心にも早く逝った父を恨んだりしたこともあった。 その後の夢は　”しっかりした屋根の家に住みたい”　との願いが叶うように頑張ることを心掛けたものだった。 幾星霜が過ぎ、幸いにも願った通りの家に住めるようになってもあの台風への恐怖心は消え去った訳ではない。 今回の台風８号はかつてないほどの勢力があり、これから沖縄諸島への影響が心配されるが、被害が大きくならないように祈ることにします。 台風８号は　「登録番号：５３、台風の名前：NEOGURI　（ノグリー）、名前の意味：たぬき、命名した国名：韓国」　だが、穏やかに日本列島を通過するように願いたいものです。

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