年末の頃から洗面台のフレキシブルホース給水栓 (写真左) の先端から水漏れが始まった。ある間隔でポトリ、ポトリと落ちていたが一昼夜でコップ一杯 (約200cc) ほどの水漏れだった
このような漏れだったら気付かずに済んでしまう人もいるだろうが、私は水漏れにはついては敏感だから修理することを考えた
建て売り住宅の場合、屋内や屋外に設置されている全ての装置、器具などの 「取り扱い説明書」 は完備されていたので、まず洗面台の型番を調べてメーカーの 「修理相談センター」 へ電話した
応対した女性スタッフは私の状況説明で水漏れの原因はおおよそ判ったようで、四日後、メーカー系列修理会社の男性スタッフが来宅した
現状確認して水漏れの原因は判ったようですぐに交換作業が始まった。その原因とは写真右の 「カランカートリッジ」 という部品の内部摩耗とのことだが、モジュール交換だから不具合箇所の詳細は判らない
カートリッジ右側の四面体部分が手動レバーに直結されているが、穴が三つあるのは水、お湯 (二つの穴) がレバー位置によって量が決められて残る一つの穴から放水されるようになっているらしく、緑色の部品 (左側) はカートリッジ用のパッキンで交換された
作業中、このスタッフといろいろな話をしたが、この部品は7~8年くらいで水漏れが発生するとのことで我が家でもそれに該当するからこの部品固有の特徴なのだろう
部品に 「08.12.05」 と刻印されているが、もしかしたら製造年月日かもしれない。だとすれば製造後8年が過ぎているので、この部品の寿命かもしれない
今、巷では水関連の不具合を修理する業者が多いが、その方たちは原因は判っても部品を持っていないので修理には時間が掛かるらしい。私のようにメーカーの 「修理相談センター」 経由だと部品の手配も同時に行うので時間的にも速いとのことだった
部品交換で水漏れは解消したが、驚いたのはこの 「カランカートリッジ」 がネット通販で販売されていることだった。型番も同じだからそのメーカーの正規部品であることは間違いないようだが、ネット通販での値段が500円も安いのが少し気になった
普段使っている物は必ず 「経年変化」 で機能が落ちたり、使えなくなることもある。特に 「水漏れ」 は要注意の不具合が、私はメーカー推奨の業者に修理委託するのを常としている
ところで 「カラン」 とは、オランダ語で水栓金具、蛇口のことを言うそうです
それとよく使われている 「アクワ」 とはラテン語で水のことですが、これは仕事上で使うことがあったので昔から知っていました
年越しの 「洗面台の水漏れ問題」 もこれで一段落しました
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ゴムパッキンを変えればいいことが判っていますが
この寒い時期は・・このポタリポタリが肝心で
凍結防止になるのでそのままにしてあります
春暖かくなりましたら・・パッキンを交換します
外の水道は、少し緩めてもっと意識的に
垂れ流しです、凍結で破裂より超安いです
パッキンは部品と部品の合わせ面だけに使用されています
漏れの原因はカートリッジ内部の摺動部にあって
その面がすり減ってしまったためのようです
今日、やっと漏れたカランカートリッジを分解してみましたが
通常の蛇口とは全く異なる部品の組み合わせでした
残念ながらその摺動部は分解できませんでした