ある民家の物語 2014年06月24日 16時13分43秒 | 街角から 日暮らし通信 街角から■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■左岸の住宅地を望む空堀川右岸にて● 写真の上でクリックしてご覧ください ●散歩しているとたくさんの民家の庭を見る機会が多い。 興味深いのは各民家ともその家特有の雰囲気があるが、私は庭の手入れが整っていると垣間(かいま)見るように中を覗いてしまう。 だが最近は充分に庭の手入れをする家は少なくなったようで寂しくなった。 昔はどの家も大家族だったから、年寄り (高齢者) の仕事といえば庭の樹木の剪定や草むしりを時間が経つのを気にせずにすることだったから、どの家でも庭の趣(おもむき)はすっきりとしていた。 ところが今はその良き風潮が廃(すた)れて、樹木は延び放題、庭は雑草に占領されて荒れ模様となっている家が多い。 そんな中で私が絶賛したくなる一戸建ての民家が空堀川沿いにある。 この家を見るととにかく庭がよく手入れされていて、数本ある樹木もいつもさっぱりと立ち並んでいる。 勿論私はこの民家のことは全く知らないが、推測できるのはまだ50代と思われるご夫婦が小まめに庭の手入れを怠らないことだ。 奥さんは時々日中に刈り込み鋏(バサミ)を使って器用に樹木の剪定などをしている姿を見たことがある。 土、日曜日になるとご主人がこれまた小まめに庭の手入れを続けているが、誠に良い夫婦だと私は陰ながら感心している。 そしてこの家の手入れの良さを証明する事実があるが、それは市の 「燃えるゴミ収集日」 を見ると判る。 その収集日、この家では必ず落葉や剪定後の枝などが入った大きなビニール袋が三個必ず門前に用意されているが、この三個のごみ出しはほぼ毎回続いてる。 「お前はよくそんなことが判るなあ~」 とお叱りを受けるかもしれないが、実は我が家の二階ベランダからこの民家の一部がよく見えるのです。 でも気持ちいいですよ。いつもこの家の整った庭を見ながら私の散歩が始まります。 #暮らし « 二つの出来事 | トップ | 今日はいい日でした »
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