私が時々、このブログに 「最近、鳥の数が減った」 と、いささか嘆いたような気持で投稿しているが、それを裏付けるような新聞記事があった。
それは 「身近な野鳥、20年で大幅減」 の三段見出しで、スズメやツバメなどの野鳥が約20年間で大幅に減少したことが日本野鳥の会などの全国調査で判ったとの内容だった。
その結果によれば379種の野鳥が確認されたが、全国2344の調査地点のうち1947地点のデータを前回調査と比べると、ツバメは8987羽で40%減、スズメは2万627羽で34%減だが、アマサギやムクドリも減ったことが判ったらしい。
減った野鳥の特徴をみると、開けた土地を好む種や、空中で虫を食べる種で、減少傾向が目立つという。
野鳥の専門家によれば 「虫の減少に加え、野鳥が空中で虫を捕まえやすい広い農地が減っているのでは」 と指摘している。
鳥の減少を嘆くのは私だけではないだろうが、今日もそんな気持で空堀川沿いを歩いていたら、曙橋手前の右岸で久し振りに珍しくも十数羽のスズメが集団で雑草やフェンスに群がっているのに出会った。
いつもは液晶パネル付きのソニーのデジカメ持参だったが、今日はファインダー付きのキャノンカメラなので早速何枚も撮った。
パソコンで拡大して見るといつもスズメは大らかで愛らしい姿をしているのを確認、かつてはお百姓さんからは 「稲穂盗り」 で悪者扱いされた時代もあったが、やはりスズメは私たちには身近な存在であることを想い出した。
今日の独り散歩ではその他、カワセミ、ハクセキレイ、コサギなどを撮るチャンスがあったが、まずは 「スズメの学校」 の写真をアップしてみました。
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