今日は風も吹かず、気温も17度、そして晴天、穏やかな一日になりそうだ。
9時前、MとH子さんと三人で川沿いを歩いてきた。
先日、二人で散歩した時にMが前屈みに崩れてしまったので、その後は私だけでは歩くのに不安になったが、それからは助っ人のH子さんが同道するので助かっている。
Mも私と会話するよりはもっぱら 「H子さん、H子さん」 と声を出してH子さんと会話しているので満足しているのだろう。
家に帰った時、H子さんが 「最近、お母さんは少し元気になったようですね」 と言ったが、その通り私もMの歩調が安定しているような気がしていた。
だが日々Mの体調は変化するので、歩く時は要注意だ。
川沿いは穏やかな雰囲気だが、この陽気に後押しされたのか植え込みのヤマブキがやっと花を開き始めた。だが数は少なく、茎の間から 「もう咲いてもいいのか?」 と下界の様子を窺うかのようにひっそりと咲いている。これからはもっと賑やかに咲くだろう。
今咲き出したのはヤマブキの一番花、終るとまた暫くして二番花が、そして秋口には三番花と多彩な咲き方をする。
俗に言う 「ヤマブキ色」 の花は殺風景な川沿いでは際だって目立つ色模様だ。そしてこの花を見ると遠い昔、太田道灌にヤマブキの枝を差し出した乙女との物語を想い出す。
今日はまだ少ないが咲き始めた山吹の花をアップしてみました。
|