昨日、妻と空堀川沿いを散歩していた時のことだった
後ろから来た高齢のご婦人から 「いつも歩いているのを見ています。偉いですねえ~」 と、声を掛けられた
その言葉から察すると私たちの散歩姿を時々見ているようだが、私にすればそのご婦人は全くの見知らぬ人だった
亡き母が 「人が見ていないようでも必ず見ている人もいるから、悪い事をしちゃあ駄目だよ」 と、厳しく教えられたが正にその通りだった
一緒に歩きながらいろいろと話を聞いた
そのご婦人のお父さんも永い間連れ合いを介護したとのことで、村では良い評判になったほどのお父さんだったそうだ
それと 「私が病気になったら主人は介護してくれるでしょうか? 心配です」 と、誰もが持つ不安を覗かせていた
私が 「もしそうなれば、男にもプライドがあるから、必ず介護してくれますよ」 と言ったが、 「そうかねえ~?」 とまだ不安気だった
このご婦人はまだ介護の世界には遠いようだが、悪い言い方だがいつかは 「介護するか」 それとも 「介護されるか」 のどちらかに属するようになるだろうが、残念ながらそのどちらかを選ぶ権利を自ら持てないのが介護の世界だ
「元気でね。またお会いしましょう」 と言い残して遠ざかるご婦人を見ていると 「歳を重ねるのもいいが、やはり元気でないと人生は面白くない」 と、私は実感した
「さあ~ 行こうか」 と、妻の手を握り直したが、こんな瞬間ももしかしたら誰かが見ているかもしれない
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写真説明: 川の流れと菜の花と・・・・ 撮影場所: 空堀川左岸で曙橋を望む 撮影日: H290418
お互いに健康が一番であることには・・
違いありません。健康であればこそ
看護も 散歩も 運転も 写真も・・です
健康の度合いや体力にはそれぞれ・・
でも今の自分の心身が健康と思える
生き方ができているとすれば・・それが
一番の幸せでしょう。 さらなる健康を
祈っております。
カウントダウンが始まっているはずですがその時は千差万別です
動ける人は幸せですね
その幸せは日常当たり前だから特に気付きませんが
病気するとその事がよ~く判ります
私のように傍に要介護の妻がいると
健康第一が如何に大切なことかと身に染みて感じます
歳を取るのも有り難いことですが
それも元気あってのこと、病にはなりたくないものです