今日も快晴、すっきりと青空が澄み切っている。
8時半過ぎ、Mと川沿いを歩きながら遙か西方を見るといわゆる 「関東山地」 の山脈が薄(らと見える。
「関東山地」 には多くの名の知れた山が連なっているが、おそらくは 「大菩薩峠」 とか 「三峯山」 などもその中に含まれているだろう。
富士山の頂きは真っ白だが、この山々は富士山より標高も低いのでまだ降雪の程度も低いから、所々が白いだけのようだ。
20代の頃は仕事が終ると夜行列車に乗って、日曜日の朝からあちこちの尾根を歩くのが趣味で 「大菩薩峠」 には何回も行っった。
今から考えるとよくもそのような強行軍で登山に熱中したことが夢のようだが、若いがゆえに体力があったからだろう。
真冬になれば川沿いから見るこれらの山々も真っ白になり、もっとはっきりと見えるかもしれない。
川沿いを歩く度にまたカワセミに逢うことを願っているがそれはもう叶いそうにもない。
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