日暮らし通信


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一円貨募金

2016年07月09日 17時28分21秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

スズランヒオウギ

空堀川沿いにて
(撮影: H280708)



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今日は朝から雨が降り続いたが、土曜日に雨が降るのは最近では珍しいとのことだった

ところで今年1月16日には 「今年は自治会の班長です」 とのタイトルでこのブログに投稿した

世の中にはいろいろな自治会組織があって、所によっては脱会すると地域からの無言の圧力 (街路灯を撤去されるとか?) があるとのことで問題にもなっているようだ

 
当市にも沢山の自治会があるが、その活動内容が水平展開されて標準化されている訳でもなく、その活動はその組織の独自の方針で薦められているようだから、当然その年会費も差があるらしい

私が班長になったと言っても、その活動は至って少ない。年間の大きな仕事と言えば、2月に年会費を集めること、7月に行われる 「一円貨募金」 の募金袋を配ってそれを回収するくらいだろう

 「一円貨募金」 とは、昭和42年に当市独自の募金運動として始まり、今年で49回目を迎えた。募金箱は市内各所に設置されているが、自治会でもこの募金活動を支援している

私の班では先日、回覧板で募金袋を配ったが、袋には氏名、金額の記入欄があるが、それは無記入でも構わない、あくまでも善意優先の一円からの募金でもある

その募金袋を回収する日を今日に設定したが、私の班はたったの6家庭だから、回収するのはたいした時間でもない。中にはわざわざ自宅まで持ってくる人もいたから、今日は二軒だけ11時過ぎにお邪魔した

だがある奥さんは 「募金を辞退します」 との返事だった。私はこの班でもう二巡目の班長だが、前回は募金に協力して貰ったので、少しその場の雰囲気が飲み込めず気まずさが生じたようだが 「それではまたの機会にお願いします」 と言うのが精一杯の返事だった

この募金はあくまでも任意な行為なので何も文句を言う筋合いではないが 「この名称に相応しい最低1円でも協力して欲しい」 との願いが私の気持ちの中に残っていた

袋を回収するとこの募金に対する各家庭の対応の仕方が垣間見えるようで、私には大いに参考になった

でも一円でも十円でもいいから、全家庭から募金があれば班長として納得したはずだが、思わぬ結果に少し戸惑いを感じてしまった

これで 「一円貨募金」 の回収も終わったが、私としては何ともやり甲斐の無い 「自治会の班長」 でもあり、 「自治会活動は組織的に機能していない」 が偽らざる実感である