妻の髪の毛 2014年09月29日 21時16分00秒 | 日暮らし通信 日暮らし通信日暮 らし通信■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■ムラサキシキブ空堀川沿いにて● 写真の上でクリックしてご覧ください ●毎朝、起きるとすぐ洗面所で妻と顔を洗う 今朝もその時、見るとだいぶ妻の髪の毛が伸びていることに気づいた 「そろそろ頭を切るようだなあ~」 と、私が言うと、 「頭(あたま)を切られたら困ります、髪の毛と言って」 と、妻から抗議があった 私は髪の毛を頭と置き換えて言ってしまう癖があるので、妻は気になったのだろう そこで日課の散歩は一時休止で、今日は9時過ぎから妻の髪の毛をカットすることにした だが本音はこのカット作業は苦手中の苦手だ 街中の美容院でも行かせようとするが、妻は頑(がん)として 「お父さん、お願いします」 と私の願いは無視されてしまう 鋏と小さな櫛を使い、仕上げには電動バリカンなどでカットしたつもりだが、いつも満足した出来栄えの時は一回も無い それはそうだろう、私が利用している 「千円床屋」 で見てきたカット場面を想い出しながらのカットだから、上手く出来るはずがない 私としては精一杯のカット作業が終わって小さな手鏡(てかがみ)を妻に握らせて、 「終わったよ、また上手に出来なくてご免な」 と髪を見て貰った 妻は鏡を見ながら 「ああ、さっぱりした」 と笑顔の答えが返ってきた 良いとも悪いとも言わない妻の本音は推し計る術(すべ)も無いが、私がカット作業が苦手であることを妻は承知の上での答えかもしれない 「次回はもっと上手にカットを」 といつも思うのだが、私が満足するようなカットはどう考えても出来そうにも無い