古寺巡礼日記

有名無名な古寺・名刹めぐりの貴重なる記録

北国街道の高月・木之本へウオーキング

2013-05-05 20:07:35 | 日記

大型連休は自動車の外出は避け、もっぱらウオーキングに専念していますが、今回も私鉄主催ウオー
キングに参加し、滋賀県長浜市、北国街道沿いの高月から木之本まで散策して来ました。
JR高月駅スタート、向源寺(渡岸寺観音堂)、高時川河川敷、雨森芳洲庵、木之本宿、木之本地蔵院
を経て、JR木之本駅をゴールとする7km、14.8千歩のコース。
一番の目玉はやはり「国宝・十一面観音像の向源寺」ですが、高時川河川敷の誠に清々しい景観を味
わい、ウオーキング冥利に尽きる一時を過ごす事が出来ました。


         

                < 慈雲山 向源寺(渡岸寺観音堂) / 山門 >

向源寺は、天平8年(736)聖武天皇が開基・泰澄に命じて開かせた寺で、浄土真宗・大谷派。
国宝の十一面観世音菩薩を有することで有名ですが、日本における観音像の代表作として著名で、
仏像ファンの中でも誠に尊い菩薩として崇敬の的であります。この像は均整のとれた形、豊かな表情、
漂う風格、そして保存状態良好など、実に魅力的な仏さんです(残念ながら仏様は撮影不可)。


         

            

   < ①高時川河川敷(写真・上)、②雨森芳洲庵(同・下左)、③木之本地蔵院(同・下右) >

①高時川河川敷は誠に風光明媚な所で、毎年この時期は多くの鯉のぼりが上げられ、美しい景色にさら
に色を添えてくれるそうです。
②雨森芳洲は、江戸時代中期の対馬藩の儒学者で、幕藩体制化における朝鮮との交流で貢献した人物。
ここ高月が生誕地で、出身地に交流ハウスとして庵が建設されたものです。
③木之本地蔵院は木之本にある時宗の寺院で、公式寺号は「長祈山浄信寺」。天武天皇4年(675)薬師
寺僧が開基と伝わり、かなりの古刹であります。


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1 コメント

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ウォーキング (気ままにオーマ)
2013-05-06 06:09:18
さわやかな1日をウォーキングで過ごす。
とても健康的です。

鉄道主催のウォーキング、パンフレットを目にしたことが
あります。
たくさん歩くのですね。
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