「京の冬の旅特別公開」の第3回目の旅として、妙心寺塔頭寺院など5ヶ寺を拝観して来ました。
今回はその1として、妙心寺塔頭の「玉鳳院」と「霊雲院」の2ヶ寺を採り上げます。
* ↑ (3件) 妙心寺塔頭 「玉鳳院」
「玉鳳院(ぎょくほういん)」は、臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の46ある塔頭
のうちの一つ。花園法皇の離宮を禅寺に改めたのが起こりで、ここが妙心寺
発祥の地。方丈内は狩野永真(安信)筆の襖絵「龍図」など貴重な文化財が
残り、他に開山堂、庭園などが公開されています。
* ↑ (3件) 妙心寺塔頭 「霊雲院」
「霊雲院(れいうんいん)」は、同じく妙心寺塔頭の一つで、妙心寺四派の一
つ「霊雲派」の本庵。室町時代建立の書院(重文)は簡素な初期書院造の貴
重な遺構で、後奈良天皇が行幸されたことから「御幸の間」と呼ばれています。
室町時代の作庭の書院前庭や襖絵など、見所の多い寺院です。
(京の冬の旅39年振りの公開)
< 京の冬の旅特別公開・第3回目「玉鳳院」と「霊雲院」 / 2016.2.11 >
* 写真不可の場所については資料から掲載。