京都冬の特別公開の第2回目として、「智積院」や「六道珍皇寺」など6ヶ寺を拝観して来ました(2/4)。
今回はこのうち、「智積院」について採り上げます。
「智積院(ちしゃくいん)」は、京都市東山区東大路通七條にある真言宗智山派総本山の寺院で、山号
を五百佛山、寺号を根来寺と言い、本尊は金剛界大日如来。創建は慶長3年(1598)で、開基は玄侑。
長谷川等伯・久蔵父子の「楓図」、「桜図」(いずれも国宝)などのほか、堂本印象筆の宸殿襖絵「婦女
喫茶図」など大変貴重なものが公開され、大変価値ある拝観となりました。
この寺の歴史がやや複雑ながら、貴重な伽藍や美術品が多く残され、スケールの大きい興味深い寺
院と言え、大変魅力を感じます。
< 京都冬の特別公開・第2回目 「智積院」 / 2015.2.4 >
① 大書院から庭園を望む
②~③ 大書院の床間絵と襖絵
④ 宸殿の庭園を望む
⑤ 総門
⑥ 金堂
⑦ 宸殿を望む
⑧ 大書院の庭園
< 以上 上及び左からの順 >