こう見えて私は気弱(?)で神経質なところもあって、
時々パニックになることがある。
今臨書の課題になっている「呉昌碩」は先生が大好きな書家だけど、
贋作はもちろん、弟子に代作させていたことでも有名な人である。
私が2作目に選んだのが呉昌碩83歳の作品だったため、
77歳で大病で倒れた後の作品として、
しばしば代作が問題とされるため、少し揉めてしまった。
更に、代先生から、章法(文字の配置とバランス)を
変えるようアドバイスを受けたので、パニックになってしまった。
章法を変えるのは、書道2年生のやることでないと、
私は頭から思い込んでいた。
かなり自分なりに苦しんだが、やってみれば出来るもので、
我ながら驚いてしまった。
先日あった社中の忘年会で、
先輩に、
「社中展の締め切りは、12月末でなくて、実質1月半ば」
と、聞いて、少しホッとした。正月休みに楽にやれる
今、ちょっと、遊んでいるのがこの徐渭。
徐謂は若い時は、秀才の名を欲しいままにしたが、
科挙に何度も失敗し、画、詩、書に作品を残したものの、
生前は認められず、不遇な人生を送った人。
呉昌碩の真筆疑いない77歳以前の作品は、
内容も書も怒気が強すぎてあまり好きになれない。
それに比べ、擦れと伸びやかな筆の動きが特徴の徐渭この作品は、
好きである。
徐渭の画も擦れが活かされた、はかない雰囲気の作品が多く、
私の好みである。
時々パニックになることがある。
今臨書の課題になっている「呉昌碩」は先生が大好きな書家だけど、
贋作はもちろん、弟子に代作させていたことでも有名な人である。
私が2作目に選んだのが呉昌碩83歳の作品だったため、
77歳で大病で倒れた後の作品として、
しばしば代作が問題とされるため、少し揉めてしまった。
更に、代先生から、章法(文字の配置とバランス)を
変えるようアドバイスを受けたので、パニックになってしまった。
章法を変えるのは、書道2年生のやることでないと、
私は頭から思い込んでいた。
かなり自分なりに苦しんだが、やってみれば出来るもので、
我ながら驚いてしまった。
先日あった社中の忘年会で、
先輩に、
「社中展の締め切りは、12月末でなくて、実質1月半ば」
と、聞いて、少しホッとした。正月休みに楽にやれる
今、ちょっと、遊んでいるのがこの徐渭。
徐謂は若い時は、秀才の名を欲しいままにしたが、
科挙に何度も失敗し、画、詩、書に作品を残したものの、
生前は認められず、不遇な人生を送った人。
呉昌碩の真筆疑いない77歳以前の作品は、
内容も書も怒気が強すぎてあまり好きになれない。
それに比べ、擦れと伸びやかな筆の動きが特徴の徐渭この作品は、
好きである。
徐渭の画も擦れが活かされた、はかない雰囲気の作品が多く、
私の好みである。
お返事をと思い、拝見させて頂きましたが、徐謂についての記事には、驚きました。
私は、寺山旦中先生に数年間ご教授いただいておりましたが、惜しいことに亡くなられましたので、今では書の稽古もやらなくなりました。
もちろん、せっかくの寺山先生のお志を無にするつもりはありませんので、折を見て書の稽古再開するつもりです。
これをご縁に、御ブログを拝読させて頂きます。
お礼方々。
お返事するのが、遅れました。
何と書いたらいいのか、迷っている内に
日がたちました。すみません。
これは謂わば自主トレで臨書したものですが、
書道のお師匠さんによれば、「徐謂の作品は一作毎に違っていて、出来のいいもの、悪いものの波が大きいので、気をつけなければいけない。これは悪い方で、大きい紙を使っているので、腕力を鍛えるにはイイ程度」と言われました。よく「書家の書く書は詰まらない」と世間一般で言われているようですが、
こいう多少法を外れた書に密かに魅力を感じてしまうのは、私が未熟だからかも知れませんネ。
ちなみに、傳山は「全体的には筆が良く動いていてよい」と評価されました。
原本が間違っている、何箇所か直されました。
難しいです。