【時事(爺)放論】岳道茶房

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参院選後 政界再編は不可避

2010年04月07日 | 情報一般
参院選後、政界再編は不可避=みんなの党・渡辺代表インタビュー

 みんなの党の渡辺喜美代表は6日、時事通信のインタビューに応じた。平沼赳夫元経済産業相や与謝野馨元財務相らが結成する新党を批判。夏の参院選に30人以上の候補を擁立し、政界再編は不可避との見通しを示した。発言要旨は次の通り。

 -平沼、与謝野氏らの新党をどう見るか。
 大義が感じられない。自民党の補完勢力として「第三極」を名乗るのはけしからん話だ。

 -新党は、反民主党の受け皿になり、自民党再生も目指すとしているが。
 自民党と組んで参院選で民主党の単独過半数を阻止するというが、結果として民主党を喜ばすだけだ。自民党にダメージを与えているのは確かで、民主党の補完勢力になっている。

 -みんなの党の支持率上昇の受け止めは。
 政権交代にもかかわらず、民主党のやっていることは昔の自民党政権と一緒だと考える人が非常に多くなった。官僚統制、中央集権をやめさせるというみんなの党のアジェンダ(政策目標)に、「これしかない」と考える人が増えている。

 -参院選にどの程度の候補者を擁立するか。
 20選挙区くらい検討している。比例代表にも2ケタ以上立てる。順調にいけば30人以上が出る。議席獲得目標は2ケタだ。

 -参院選後の政界再編のイメージは。
 民主党が過半数を取った場合、政権交代と自民党の破壊という小沢一郎民主党幹事長の目的はすべて果たされる。そこから先は小沢流純化路線が始まるから、衆参ともに過半数を取った民主党を自ら破壊していくだろう。そのときは、アジェンダの下に新たな政治勢力を結集し直す、政界再編のビッグチャンスが巡ってくる。

 -民主党が過半数を取れなかった場合は。
 公明党がキャスチングボートを握る場合がある。細川内閣以降、公明党と組んだところは必ず壊れていく。新進党も自民党もそうだ。政界再編は不可避だ。みんなの党がキャスチングボートを握った場合、安易な連立の組み替えには応じない。われわれのアジェンダはハードルが高い。こういうアジェンダを主張していくことにより、おのずと政界再編へのメカニズムが働く。

 -公明党との政策協議は。
 全くやってない。公明党は相いれないアジェンダを持っている。やってもしょうがない。公明党が候補を擁立した参院選埼玉選挙区にも候補者を立てる。

2010/04/06 時事通信


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