APEC、経済統合はTPP土台に 首脳宣言案骨子
横浜市で13~14日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で採択される首脳宣言案「横浜ビジョン」の骨子が3日、明らかになった。最大の焦点である域内全体の経済統合「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の実現に向けた具体策として、政府が参加を検討している「環太平洋連携協定(TPP)などを土台に進める」と明記した。
ただ、日本が宣言案に盛り込むことを目指していたFTAAPの構築時期については、参加国・地域の合意を得ることは難しい情勢で、具体的な期限の明示は見送った。
宣言案によると、TPPのほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)に日本、中国、韓国を加えた「ASEANプラス3」、ASEANと日中韓にオーストラリア、ニュージーランド、インドを加えた「ASEANプラス6」を柱に、域内の貿易や投資の自由化を段階的に進める。この取り組みを「FTAAP実現の一歩」と位置付けた。
2010/11/03 共同通信
横浜市で13~14日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で採択される首脳宣言案「横浜ビジョン」の骨子が3日、明らかになった。最大の焦点である域内全体の経済統合「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の実現に向けた具体策として、政府が参加を検討している「環太平洋連携協定(TPP)などを土台に進める」と明記した。
ただ、日本が宣言案に盛り込むことを目指していたFTAAPの構築時期については、参加国・地域の合意を得ることは難しい情勢で、具体的な期限の明示は見送った。
宣言案によると、TPPのほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)に日本、中国、韓国を加えた「ASEANプラス3」、ASEANと日中韓にオーストラリア、ニュージーランド、インドを加えた「ASEANプラス6」を柱に、域内の貿易や投資の自由化を段階的に進める。この取り組みを「FTAAP実現の一歩」と位置付けた。
2010/11/03 共同通信





