SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

近視ではなく遠視でした

2017年03月17日 06時16分56秒 | 日記
先日の話です

最近遠くが見えにくいということで
19才の女の子が眼鏡を作りに来店されました。

オートレフで測るとS-2.00D C-2.00D位の
データがでたのでそれを参考に測り始めました。

機械近視も考えて緩めから少しずつ近視を上げていきました。

視力を確認しながら度数を上げていったのですが
S-2.00までいっても視力が0.5までしか出ません。
その後比べてもらいながら測っていくと
近視がどんどん進んでいきます

これはおかしいと思い、調節緊張も疑って
一度中断してワックなどで眼を休めました。

そしてもう一度レフで測ってみると
データにばらつきはあるもののS-1.50D C-1.75D位
出ました。

そこでひょっとしてと思い
S+2.00D C-1.25D位から測り始めました。
すると
上記の度数で0.3程視力が出ます。
そこで確信しました。

遠視だなと。

結果はS+0.75D C-1.25D
視力は少し出にくいですが1.0Pまで出ました。

もっと小さなお子さんの場合は
こういった近視が出たりするものですが
このお客さんは19才だったので問題ないと思い
機械のデータを完全にあてにしてました。

レフの値をあてにし過ぎるといけないと改めて
思い知らされた症例でした。

勉強になりました。

18日(土)は近大店の定休日です















FLEA×6△OUT

2017年03月16日 06時34分02秒 | 日記
6.0△base OUT のレンズを
FLEA F-601に入れます



度数
R=S+0.25D C-1.75D AX175° 6.0△base OUT
L=S+0.50D C-1.00D AX180° 6.0△base OUT

PD64.0mm



フレーム 
FLEA F-601
46□18

このフレームは子供はもちろん
大人であれば小顔の方
強度近視、強度のプリズムにも
対応できます。

デザインも可愛くサイドの切り抜きが特徴です。





一番厚みの出たところで6.2mmでした。


在庫なし

2017年03月15日 07時53分21秒 | 日記
子供用メガネのフレームの右テンプルが破損したということで
来店されました。

この破損したフレームは1年前に仕入れて販売したものなんです。
なので
メーカーにパーツを注文しようとしたら
在庫なしという返事。

このフレームのテンプル部はセル使用になっていて
修理が難しいモデルです。

普通、1年前だったらメーカーにパーツがあると思うのですが
それがない。

納得がいかなかったので

このモデルが発売されたのはいつ?
と聞いてら
発売して7年もたつモデルなんだそうです。

7年たつとパーツの在庫も怪しくなってきます。
1年前初めてこのメーカーを仕入れた時
そんなに前と聞かされてなかったので腹立たしく思いました。

子供用を扱うメーカーとして
在庫もないのに販売する。

子供は大人と違って想定外な使い方をして
今回みたいなケースも多々あります。

ですから
大人用みたいに売り切ったら終わり、
あとは知らないではいけません。

どこのメーカーとはいいませんが
子供用を扱う資格はないメーカーだと思いました。

今後は改めていただきたいです。


そんなこととは知らず
このお客さんに迷惑をおかけしまいました。
申し訳なかったです。

破損したテンプルの対応として
お客さんに確認して似た感じの色のテンプルを両手
付け替えてお渡ししました。

最近子供用に力を入れはじめるメーカーが多くなっているのですが
利益ばかり追求するのではなく
アフターのこと、デザインだけでなく造り。
よく考えていただきたいと思います。