西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

9/27 第34節 カマタマーレ讃岐戦 (香川・Pikaraスタジアム)

2015年09月27日 22時54分40秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:今日こそ勝つぞ~っ!おーっ!!

中3日の3連戦、アウェイみやげは最後も勝ち点1

シルバーウイーク3連戦、最後はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦。
朝6時に京都を車で出発。
特に渋滞にも遭わず瀬戸大橋を経由し坂出ICを下りたのは9時。
スタジアムへ行く前にまず“うどん”です!
今年も「なかむら」にやって来ました。
釜玉うどんにさつま揚げならぬ讃岐揚げをトッピング。

ちょっとだし醤油をかけ過ぎてしょっぱくなったけど、うどんは旨い!

うどんで満腹になったので丸亀競技場へ。
その丸亀競技場、いつのまにやら名前が変わってました。
なんだPikaraって?

アウェイサポーター入場口近くにある練習グランドでは
讃岐の試合に出ない選手らが練習している。
その中に見慣れた顔が…サンガからレンタル中の高橋祐治だ。
サンガサポに囲まれて大人気の祐治。あいかわらずのイケメン。
サンガサポ(僕だけど)から「はよ、帰ってこいよ!」の声には
「元気でやってま~す!!!」と祐治。
まぁ公には「帰ります」って云えないわな。
レンタルの契約条件でサンガ戦には出場できない祐治だが、
個人的には祐治のプレーが観たかったな…

天気が良過ぎてクソ暑い中、11時に入場。
応援エリアも昨年とはサイドが入れ替わっていました。
バックサイドスタンド中央の緩衝帯を挟んで左右に讃岐サポと並ぶ形。
なんか天皇杯みたいだなぁ…

カマタマーレ讃岐との過去の対戦成績はサンガの1勝2分で負けなし。
だが決して相性が良いというイメージはない。
今年の讃岐は失点が少なくカウンターを信条とするチーム。
サンガとしてはむしろ苦手な相手と云えなくもないが、勝ち点差はわずか1。
勝てば順位をひっくり返せる。

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、下畠
 MF:駒井、原川、田森、伊藤
 FW:宮吉、有田
SUB:杉本、山口、内田、山瀬、佐々木、フェホ、大黒

サンガのスタメンは、ベンチともに前節と同じ。
中3日3連戦でそろそろ疲れもあるだろうが、そこは相手も同じ。
今日こそ勝ち点3を!

【試合感想】
もう、ね、書く事がないです。
5連続引き分けじゃあ、ね。

試合内容はドロー5試合の中では最悪でした。

セカンドボールが拾えない。
空中戦で競り勝てるのはバキだけ。
前線ではまったくパスが繋がらず、フィニッシュも精度がない。
運動量も足りない。

讃岐のシュートもヘタクソだったのでどうにかこうにか引き分けられたけど、
後半2回あったサンガゴール前の1対1のシーンを
圭介が止めていなかったら完全に負けてた試合である。

攻撃では優汰が空回り。
足元でボールをもらうとトラップでワタワタするし、
スペースにボールが出ても追いつけないし、
シュートは枠にいかないし…もうイイトコなし。
ミヤも動きにキレがなく、ほとんどシュートまでいかないで
讃岐のDFに囲まれてあえなく撃沈。
有田も空中戦で競り勝てずチャンスメイク出来ない。

後半すぐにきれいに崩されて失点。
引き分けどころかこのまま負けちまうんじゃねぇかと思ったが
大黒を入れ、山瀬を入れ、善成をボランチに下げて
ようやく中盤が落ち着いて形になってのセットプレーから大黒ゴールで同点。

いや~ヤバかった。
ホント、負けなくて良かった

試合後、選手と一緒に挨拶にきた石丸監督が
「選手はがんばってるんで!」
とサポーターに云ってたけど、それって当り前だよ。
がんばってるかどうかを疑ってるんじゃないんだよ。
この点が獲れない、勝てない状況を打開する策はあるのかを聞きたいんだよ。
がんばってても引き分けが限界だというならそれ自体問題だけどね。


【試合結果】 讃岐1-1京都

【観客数】 2,585人(す…少ね~っ!)

【得点者】
 讃岐 : 仲間56
 京都 : 大黒65

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水6.5
 DF:石櫃5.5、菅沼6、バヤリッツア6、下畠6
 MF:駒井6、原川5.5、田森5.5(60分 山瀬5.5)、伊藤4.5(84分 佐々木5.5)
 FW:宮吉5(58分 大黒6)、有田5.5

【今日の私的MOM】
 清水 圭介 : 今日もまた後半の2回のピンチを凌ぎ勝ち点1を死守した

【サンガの現在の成績】 9勝10分け15敗 勝ち点37 19位→

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9/23 第33節 ファジアーノ岡山戦 (京都・西京極競技場)

2015年09月23日 22時25分57秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:今日は恒例のサンバDEサンガ。せっかく盛り上げてくれたのに…

攻撃に積極性は戻ったが…結果は同じ

リーグ戦としては約一カ月ぶりのホーム西京極。
前節アウェイ熊本戦で消極的な試合運びでスコアレスドローとなったサンガ。
中2日と時間のない中では気持ちの切り替え以外に上積みはない。

対戦相手の岡山は現在勝ち点39の14位。
中位に甘んじてはいるが、直近の数試合で調子を上げてきている難敵。
戦術もサンガと似たパスサッカーで過去の対戦成績はほぼ五分五分。
リーグ戦も今日を含めて10試合を残すのみ。
残り全試合、勝ち点3を奪う気持ちで臨んでくれるのを期待する。

この日はサポーター連合会応援向上委員会主催のフラッグ祭り。
みんなでフラッグを振ってスタンドを派手に盛り上げようと云う企画。
僕ら大旗メンバーも“フラッグ”つながりということで
選手バスの入り待ち時に大旗を持ち出して選手を出迎えた。
届け、俺たちのこの想い!

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、下畠
 MF:駒井、原川、田森、伊藤
 FW:宮吉、有田
SUB:杉本、山口、内田、山瀬、佐々木、フェホ、大黒

前節は怪我(らしい)でスタメンを外れていたバキがCBに復帰。
先発2トップをミヤと前節J100試合出場となった有田に戻してきた。
ベンチには長期離脱していた山瀬が入っている。

【試合感想】
また引き分けた。

前節に比べればゴールに向かう積極性はあったと思う。
ミヤにも、有田にも、あわやゴールとなるチャンスがあった。
両サイドから相手のDFラインを崩そうという意図も判ったし、
善成と優汰も横に流れるドリブルではなく、ゴールに向かう突破があった。
観ていて「惜しいっ!」と思えるシーンも数多くあった。

だが、結果は前節同様のスコアレスドロー。

前節の熊本よりも、今日の岡山は気迫があった。
熊本戦で今日の積極性があれば勝てただろうが、
相手も強気で来たらやはり決めきれない。
悲しいかな、それが今のサンガの実力なのかもしれない。

ひとつだけ石丸監督に云っておきたい。

もうフェホは使わない方がいいよ。
残り5分(アディショナルタイム含んでも10分足らず)の出場なのに
前線でボールをチェイス出来ないFWなんて今のサンガに必要か?
せめてターゲットマンとしてゴール前でボールを受けてくれれば
モノの役には立とうというものだが、197cmのタッパがあってなぜ空中戦で負ける?
出たら期待してしまうだけ、裏切られた落胆も大きい。
それなら有田をそのまま使ってくれた方が良かった。

試合後、挨拶に来た選手にかける言葉が思いつかない。
「引き分けじゃアカンねん!」…それは選手も解ってるはず。
「次、勝ってくれ!」…そんなの当たり前。
「勝つ気あるんか!?」…あるだろ、そりゃ。
はぁ~、もう何も言えね~。

悪い時には悪い事が重なるもんで…
今節、岐阜、大分と下位チームが勝ち点3を挙げ、サンガとの勝ち点差を詰めて来た。
順位こそ変わっていないが、状況は確実に悪化した。
リーグ戦、残り9試合、勝てる試合を確実に獲らないと本当にヤバい

【試合結果】 京都0-0岡山

【観客数】 7,349人(年間目標あと84,175人…ホーム残り4すべて満員でないとムリ)

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水6.5
 DF:石櫃6、菅沼6、バヤリッツア6、下畠6
 MF:駒井6、原川5.5、田森5.5(75分 山瀬5.5)、伊藤5.5
 FW:宮吉5.5(67分 大黒5.5)、有田5.5(84分 フェホ4)

【今日の私的MOM】
 清水 圭介 : 2度のピンチをファインセーブ!ヤバかった…

【サンガの現在の成績】 9勝9分け15敗 勝ち点36 19位→

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9/20 第32節 ロアッソ熊本戦 (熊本・うまかな・よかなスタジアム)

2015年09月21日 09時04分42秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:うまスタをバックに写メをお願いしたのにまったくヤル気のないロアッソくん

勝ちにこだわれ!負けない試合では拍手は贈れない!

シルバーウィーク3連戦の初戦。
14日に阿蘇山が噴火し、ちょっと心配された熊本遠征。
京都をミニバン1台に5人便乗、未明に出発、片道720kmを走破する。
関門海峡大橋を渡ってまもなく大渋滞に捉まり、熊本に到着したのがお昼12時。
昨年の熊本遠征では4-1で快勝したので、験担ぎ。
あの時昼メシを食べた同じ店(焼肉しょう栄)で同じ料理(阿蘇王牛丼)を食べた。
これで今日も勝てるかな?

相手の熊本は現在リーグ順位は12位。
過去4年間の対戦成績は悪くはない。アウェイでは水前寺とうまスタで4戦負けなし。
前節千葉戦では終了間際に追いつき勝ち点1を拾ったが、
この勝ち点1を意味のあるものに出来るかどうかは今日の試合結果に懸っている。
勝ちにこだわって欲しかったのだが…

写真:ロアッソくんとは違いこちらはヤル気全開営業活動中のくまモン。さすがだ!

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:石櫃、菅沼、山口、下畠
 MF:駒井、原川、田森、伊藤
 FW:宮吉、大黒
SUB:杉本、磐瀬、内田、金南一、佐々木、フェホ、有田

バキが故障で欠場、久々にキャプテン山口がスタメン復帰。
有田も体調万全ではないらしく、大黒が久々に2トップでミヤと組む事になった。
ベンチにはこちらも怪我が癒えたナミルが名を連ねている。
いい加減結果出さないと見限られそうなフェホの奮起も期待したいところ。

【試合感想】
結果から云うとスコアレスドロー。
失点を0に抑えた守備陣は及第点と云えるが、攻撃面はまったくダメ。

相手の熊本もホームとは思えない穴熊戦術からのカウンター。
そんな消極的な相手に対してサンガは横パスばかりが目立つ遅攻一辺倒。
縦への推進力がなく、ゴール前を固められてその周囲でボールを回しているばかり。
ミヤは守備に回っていて、大黒にはボールが収まらない。

ゴールのチャンスはあるにはあったが、
唯一の見せ場は後半翔吾(だったかな?)のシュートが相手GKに弾かれた場面のみ。
あとはイライラするだけの凡戦だった。


写真:サンガサポーター前に設置されたフェホが活躍した時の専用インタビューマイクw…結局今日も用ナシでした
「勝てそうだったのになぁ」
試合後そうつぶやいているサポーターもいたが、僕はそうは思わない。
勝とうとしてチャレンジしたプレーがないのに勝てるはずがない。
勝ちへの執着よりも、負けへの恐怖の方が勝っていた様に僕には見えた。
個々のプレーや判断が無難に、大事にやりすぎて面白味がない。
それは熊本の側も同じだった様に思う。
もし熊本が勝ちにこだわりリスクを冒してきたなら結果は変わっていたかもしれない。
消極的な両チームから生まれた必然的スコアレスドローなのだ。

「負けなくてよかった」
そういうサポーターもいたが、これも僕の考えとは違っている。
2試合続けての引き分け(実際は3試合連続なのだが)は負けと等しい。
J2残留の安全圏とはいえない今の状況ではもっと勝ち点3にこだわるべきだ。
こんな内容ではたとえ今年J2残留を果たしたとしても、来季への展望は見えない。

片道720km、丸一日寝ずに遠征した代償がこの結果では辛過ぎる。
シルバーウィーク3連戦、次節はホームで岡山と対戦する。
頭を切り替えて、今度こそ勝ち点3にこだわってワクワクする試合を見せて欲しい

あ~眠たい。


【試合結果】 熊本0-0京都

【観客数】 7,051人

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水5.5
 DF:石櫃5.5、菅沼6、山口6、下畠6
 MF:駒井5(81分 佐々木5)、原川5.5、田森5.5、伊藤5(87分 フェホ-)
 FW:宮吉4(69分 有田5.5)、大黒4

【今日の私的MOM】
 菅沼 駿哉 : 古巣相手に集中力を切らさず完封に貢献

【サンガの現在の成績】 9勝8分け15敗 勝ち点35 19位→

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9/6 天皇杯2回戦 流通経済大学戦 (京都・西京極競技場)

2015年09月06日 23時58分19秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:雨の中西京極ゴール裏に駆け付けたサポーターは…300人くらい?

本気モードでプロの力を見せつけ3回戦進出!

心配だ…
今日もまた大学生相手。
1回戦・立命館大学にPK戦まで持ち込まれ、どうにか勝ちを拾ったサンガ。
今日の相手は同じ大学でもワンランク上の流通経済大。
1回戦ではJ2栃木を破った勢いのあるチームだ。
心配だ…

試合当日は朝から雨が降ったり止んだり。
こんな天候だと観客も少なかろう。
それだけに自分がスタジアムに行かない訳にはいかない。
結果がどうなろうとも、見届けるしかない。
それがサポーターの役目だから。

西京極に着いてみると、やはり閑散としてます。
雨も降ってるし、仕方ないけど、それにしてもガラガラ。
今日はサッカー協会からのお願いでサポーターの応援はゴール裏。
バックスタンド側の上段に集まって応援する事となった。

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、下畠
 MF:駒井、原川、田森、伊藤
 FW:宮吉、有田
SUB:杉本、山口、磐瀬、佐々木、荻野、フェホ、大黒

はい、ガチですね。
立命館戦ではメンバーを大きく落として痛い目に遭ったのが余程堪えたのか、
リーグ戦とほぼ同じメンバーで勝ちに来たね。
これで結果が出ないと一番恐れていたリーグ戦への影響も出るだろう。
まさに背水の陣である。

【試合感想】
試合への入りは両チームとも慎重。
既にピッチはかなり水を吸っていてパス回しには向かない状態。
なのにパスを回そうとする両チーム。
当然の様にパスミスが連発する。
だが、立命戦の時と違うのはサンガのDFラインが落ち着いてるところ。
前半一度も危ない距離でのフリーキックは与えなかったし、被シュートもたぶん0。
コーナーもなかったので応援旗の横振り撹乱もなかった。
雨水がたっぷり染みた重い応援旗を振らなくて良かっただけでも有難いw

スコアレスのまま前半を終えるかと思い始めた40分あたり。
善成がドリブルを仕掛けて、相手DFを3枚振り切ってペナ内で倒される!
「あ、PKか?!」
と思ったら、倒れ際に善成が蹴ったボールがどうやらゴールに…?

サポーターから遠いサイドでの出来事だったせいで
入ったんだか、どうなんだか、確信のないまま応援継続。
結局…どうなの?
PKなの?
ゴールなの?
あ、ゴールですか、そうですか。
なんにせよ先制。よしよし。

流通経済にすれば前半をスコアレスで折り返して
後半に若さにまかせた運動量で攻勢をかけるつもりだっただろうが、
その後半開始1分、いきなり機先を制するゴールが生まれる。
有田が相手DFを振り切って、落ち着いてシュート。
これが綺麗に決まって流れを掴んだサンガはこの後押しまくる。

その5分後に、華麗なパス回しから最後はミヤが切り返してゴール。
3-0となって流通経済大が完全に気落ちしたのが分った。
持ち前の運動量も落ち、DFラインはズルズルと下がってきた。
あとはサンガのやりたい放題。
ミヤがこの日2ゴール目を決め、僕の心配は杞憂に終わった。

相手が学生であったとしても勝てば嬉しい。
3回戦の相手はJ1・川崎フロンターレ
その前にJ2リーグ戦。
これで気持ち良くリーグ戦に戻れるはず。
さあ、頭は切りかえて、勢いだけは持続していこう!

あ~雨でビショビショだけど、気持ち良かった~!


【試合結果】 京都4-0流通経済大

【観客数】 1,195人(あぶなく1,000人を割り込むところだった…)

【得点者】
 京都 : 駒井40、有田46、宮吉52、67

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水5.5
 DF:石櫃5.5、菅沼6、バヤリッツア6、下畠6
 MF:駒井5.5、原川5.5、田森6(71分 荻野5.5)、伊藤5.5
 FW:宮吉6(80分 大黒5)、有田6(70分 フェホ4)

【今日の私的MOM】
 有田 光希 : 後半開始早々のゴールで相手の反撃機会を奪った

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8/30 天皇杯1回戦 立命館大学戦 (京都・西京極競技場)

2015年08月30日 23時57分36秒 | サンガ観戦レポート2015
試合後のサンガサポによる立命館コールがすべてを表している

前日8/29に行われたカードでは相次いでジャイアントキリングが起きた。
C大阪、群馬、岡山、栃木とJ2勢が下位カテゴリに敗れ、早々と消えた。
サンガの今日の対戦相手は京都府代表の立命館大学。
サンガスカラープロジェクトでサンガユース出身の選手も多数いるチームだ。
たかが大学生と侮るなかれ。
サンガも以前、あの長友を擁する明治大学に敗れた苦い思い出がある。
同じ轍を踏む訳にはいかない。
一番恐ろしいのは、ようやく上向いて来たリーグ戦の勢いを天皇杯で失ってしまう事だ。

天皇杯の試合当日の西京極はいつもと違ってのんびりした雰囲気。
いつものサンガスクエアの出店はなく、人出も少ない。
応援はサンガサポで相談して今日はバックスタンドで行う事になった。

【サンガのスタメン】
 GK:杉本
 DF:石櫃、菅沼、黄大城、下畠、内田
 MF:駒井、原川、永島、佐々木
 FW:大黒
SUB:清水、大西、荻野、フェホ、石田

今日はほぼ半分メンバーを入れ替えてきた。
GKに大地。DFを5人。そして大黒の1トップ。
てっきりフェホを先発起用するかと思っていたが、今日もベンチスタート。
他にも先日ユースからトップ昇格させたばかりの荻野がベンチ入り。
果たして出番はあるのか?

【試合感想】
試合開始していきなりスコアが動いた。
右サイドでボールを受けた佐々木勇人が立命館GKの位置を見てロングループ。
このループシュートが見事にゴールネットを揺らし先制する。

これで一気に畳みかけると思ったら当てが外れた。
ここからまったくサンガがボールを持てなくなってしまう。

一番問題に思えたのが不可解なテソンのポジショニング。
5バックかと思ったが実際は4バック+テソンのリベロ(?)。
テソンがボランチの位置で動き回れば回るほどサンガの中盤は混乱する。
パスミスも連発。度々立命館の網に引っ掛かりカウンターを喰らう。
メンバーを大幅に入れ替えた事が原因だとすれば石丸監督の失策である。

さすがに監督も問題に気付いたのか前半途中で
内田とテソンのポジションを入れ替えて少し落ち着いたが流れを変えるには至らず。
サンガは立命館のカウンターを警戒する余り押し上げがなく、攻撃に厚みがない。
ハーフタイムにはテソンを引っ込めて石田を入れて2トップにして打開しようとするが、
今日の石田クン、出来が最悪。攻撃に厚みがつくどころか、存在感がまったくない。
今日のマルさんは打つ手がすべてダメ。

後半、圧されまくった挙句、堪え切れずゴール前の混戦から押し込まれ同点。
フェホを投入してゴールを狙うが、決めきれない。
そのまま延長戦へ突入。

延長前半にも鮮やかなカウンターからゴールを決められ逆転され完全に崖っぷち。
ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい!
このままホンマに負けるのか?
頭の中で負けを覚悟しかけた延長後半10分、フェホがやっと仕事をしてくれた。
左サイドから上がったクロスをフェホが頭で叩き込んで追いついた。
バックスタンドにアピールに来てくれたその気持ちは嬉しいけど、
延長後半で同点に追いついただけ。
さっさとボールを持って試合に戻ってくれよ!

結局2-2のまま延長でも決着つかず。PK戦突入。
PK戦になったら、プロも学生もない。
ここからは気持ちだけだ。

サンガ先行、最初のキッカーは大黒サマ。
きっちり決めて、大地に渡す。
立命館一人目、大地反応はしたが止められず。
サンガ2人目は心配なコ・フェホ。
緊張してハズしそうな予感バリバリだったが、決めてくれてホッ…
立命館2人目、これを大地がナイスセーブ!!

♪オ、オ、杉本大地~!オオオオ、オオオオ!
 オ、オ、杉本大地~!ゴ~ル守~れよ~!♪


PK戦でサンガのGKが止めたのを見たのって何年振りだろうか?
よくやってくれた大地、サンキュー!!
その後、駒井、菅沼、石櫃が決めどうにかこうにか勝利。
ギリギリ、プロとしての面目を保つ事が出来た。

試合後、バックスタンドのサンガサポーターからは立命館コールが沸き上がった。
自分たちのサポーターが対戦相手を讃えるコールをするのを聴いてどう思ったか?
勝って2回戦に駒を進める権利を得た。
それだけの試合だった。

写真:試合後、サンガサポの立命館コールを浴びる情けない選手たち


【試合結果】 京都2(5PK3)2立命館大

【観客数】 1,668人

【得点者】
京都 : 佐々木9、フェホ111
立命館大 : 國分79、佐々木96

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:杉本6
 DF:石櫃4.5、菅沼5.5、黄大城3(HT 石田3.5→99分 荻野5)、下畠5、内田5.5
 MF:駒井5.5、原川4、永島5、佐々木5.5(85分 フェホ5)
 FW:大黒5

【今日の私的MOM】
 杉本 大地 : PK戦での値千金のセーブで命拾いした

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