映画『 チェ～ 28歳の革命～』観てきたＺ！！

どうも、関東地方で１番の甘口映画評論家ゼットです。

週末、見て来ました。
映画『チェ　28歳の革命』。
ネタ見せ後、川崎のスタバにてネタを練り直し、その後、となりのチネチッタへ。

チェ・ゲバラを初めて知ったのは、中学の頃。
古着屋さんでチェ・ゲバラの顔がプリントされたＴシャツを見た時。
何も知らないオレは、どっかのバンドマンかと思ってました。
そんなこんなで、その後本を読んだり、映画を観たりして、たいした人ががいたもんだと感心した次第であります。
今回の映画でアメリカ人監督スティーヴン・ソダーバーグがメガホンをとったことでもわかるように
資本主義国の人間達にまで、ここまで愛され尊敬されるマルクス主義の人間ってほんと凄いなと。

映画はチェがメキシコでカストロと出会うシーンから始まり、キューバ革命までをドキュメンタリー風に淡々と進行する作品。
正直、オレが活字やストーリー性ある感動する映画を観て、勝手に思い描いていたチェとは違いリアルにキューバ革命の為に泥臭くゲリラ戦を戦うチェが描かれていて最初は戸惑ってしまいました。
しかし、物語が進むにつれ、ベニチオ・デル・トロ演じる厳しくも正義に徹するチェの存在感にグイグイ引き込まれ、あっという間の２時間強でした。
続偏『チェ　39歳 別れの手紙』の公開が今から楽しみです。

革命家として、医師として、若くから他人の為に自分の人生をかけたチェの生き様を見て、
自分の事で精一杯なオレは、せめて今までよりも自分自身が納得する人生を歩む努力をしようと、
しみじみ思った２００９一発目の映画観賞となりました。

帰り道、そんなオレの頭の中には渡辺美里の『マイレボリューション』がエンドレスに流れていたのは言うまでもありません…書いてるけど。