ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

Anatomy展 ~美しき骨・魅惑の内臓~

2016年11月19日 | Weblog

外からも見えるこの作品は、まさにこの展示の看板となってくれています。


展示の発案者でもあるヨコタケイさんのステンドグラス。かっこよく、美しい。


ずっと外から作品を魅入っていた女子高生が、思い切ってお店に入り、ただひたすらヨコタさんの作品を見ている姿が印象的でした。
最後に「ありがとうございました」と丁寧に一礼して。ものすごく、惹かれたんだなあと。

DNAが刺繍されたうこわやさんのカバンは、すでに完売してしまっています。大きくたっぷり入り素敵でした。



3パーツに分かれるお人形を見たお客さんが「これは愛の告白なんじゃない?」と。
ああ、確かに!粘土の人形は心臓を捧げている。


他にも大人の心をぎゅっとつかむ、骸骨の鉛筆削り(光ります!)もあります。

近未来さんの新しい作品、タイトルは『輪廻』。この愛らしいお人形は植物を植えられます。


植物が育っていけば、当然人形は破壊され、あるいは融合されて。話を聞いた時には少し、抵抗の気持ちもありました。

だけど、手に取ったこの子のしんとした佇まいは、いつか植物と同化していく姿を夢見るように想像できて。
人形との遊び方が分からない私にも、なんていうか愛しくて、とても、ぐっときてしまいました。
この人形は、自分の所に来た時から、時間の流れが始まるのだと。


近未来さんは他にもどくろちゃん等を納品してくれました。どくろちゃんは2体とも完売ですが、最後までご覧いただけます。

見応えのある展示は、もちろん一度では紹介しきれません。
明日に続きます。

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