最初、ニヒル牛に入った瞬間は。
(お、楽しそう)
またまた、うこわやさんらしい世界!と。
だけど作品に近づいて、すぐに印象は変わりました。
「黙って野垂れ死ぬな!生きて奴らにやり返せ!」(船本洲治)
繰り返されている叫び。
それは、切実な怒りで、優しくて愉快な作家さんの、祈りみたいな展示でした。
うこわやさんは、もちろん「たのしいお店」です。
無料食堂メニューマグネットの、この美味しそうさ!
頭にちょこんと乗せられるのですよ。
可愛いしゆかい。
圧倒的にチャーミング。
猫の毛並みも素晴らしい。
だけと、楽しい作品を生み出しつつ叫ぶ事は、決して矛盾なんかしていない。
無料食堂へいらっしゃい。
1人の死者も出さない。
無料食堂に込められた思いは、うこわやさんの世界を通すと、こう見えます。
生き伸びよう。
そして、出来れば笑って下さい。
へなちょこの世界のままでこれを作った、うこわやさんはすごいな。
『無料食堂』は8/29まで。
作品の詳細紹介は近日中に致します。
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