中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理市の不動産価格高騰

2013年05月25日 | 雲南省

国家統計局大理調査隊の調査に拠れば、2012年の大理都市住民の可処分所得が20390元となり、初めて2万元の大台を突破したとの事。(2013年5月15日付北青網に拠る) これは物価上昇分等を考慮すると、前年比12.32%収入が増加した事になるそうです。

また、この調査に拠れば、大理市洱海周辺の一戸建て住宅は、1平方メートル平均10000元迄高騰したとの事で、最も高い所は1平方メートル15000元だそうです。高層マンションは、1平方メートル平均6000元だそうです。(注:中国では、マンション等は1平方メートルが幾らという計算方式)

1999年から2000年の間は、大理市の不動産価格は1平方メートル1200元、2002年は1300元から1400元、2005年は1700元から1800元位だったそうですが、外資系スーパーウォルマートが2008年に大理に店舗を構えてから、特に2009年以降は市内の不動産価格が急激に値上がり始めたそうです。

大理市内には、200社程の不動産開発業者があるそうで、その開発業者が新築し、開発する建物の面積は年平均60万平方メートルに達するそうです。その内の80%~90%を大理地区以外の人が購入するとの事です。

また、今私が滞在中の「大理古城」には、既に1000軒もの客栈(注:ホテルやゲストハウス等の宿泊施設)があり、全大理市では客栈は1500軒にも上るだろうとの事です。大理市内の開発業者は、ここ数年は毎年十数社づつの割合で増え続け、ここ数年の間に200社になったとの事です。某メディアが報じるところでは一軒の客栈は、以前は5000万元位だったのが、最近では土地代を入れると億元を超えるだろうと述べているそうです。昨年とうとう大理市は雲南省では、二番目に不動産価格が高い地域となったそうです。

また、2011年大理市を訪れた観光客は約1545万人で、同年に麗江市を訪れた観光客数約1182万人より360万人も上回ったそうです。

 

 


 

 




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