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日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

薄熙来裁判に関する噂=真偽の程は無論不明

2013年08月24日 | 中国事情

今中国の山東省斉南市で、薄熙来被告の裁判が行われています。それに関係して中国のネット上には、幾つかの興味ある噂や情報が流れています。

例えば、そのネット上に流れている噂の一つには、「何故山東省で今回薄熙来被告の裁判が行われたかが解った。それは法廷で薄熙来被告が両脇を二人の大男にガードされている写真を見て謎が解けた。身長2メートルを超えるような大男は山東省に多いから、それで山東省で裁判を開いた」というものです。何でも被告人の身長は約185cmとの事ですから中国人の中でも、身長は高い部類に属します。確かにその写真を見ると、その185cmある被告が小さく見えますから、両脇を固めている人の身長は2メートルは優に超えているようです。

また、薄熙来被告の両脇にいる二人の内の一人は、あるプロバスケットチームの選手ではないかとの書き込みもあり、その選手の写真をネット上にアップして、法廷のガード人と対照し比較して、この日は特別に、臨時でこのプロの選手は法廷での番人を務めたとしています。(注:山東省は中国では身長が高い人が多いことで有名)

また、薄熙来被告が、左手で、親指と人差し指で丸を作り、残りの三本の指をまっすぐ伸ばしているのは、何かの合図で、その合図はアメリカにいる薄熙来被告の息子へ向けられたサインだと言う書き込みもあります。

今回の裁判を巡り様々な噂、書き込み、情報がネット上にあふれていますが、その最大のものの一つは、この裁判に決着が着けば、以前から噂されていた別の大物がいよいよ党中央規律委員会で審査されると言う噂です。

無論、ネット上に溢れるこれらの様々な噂やいろいろな話、情報の真偽の程は、当然私のような者には、判断の仕様も無いし、解り様もありません。ただ、何故山東省で裁判が開かれたかの話し等は面白い噂だと思うと共に、よりにより何故このような噂が出るのかと不思議に思うばかりです。

ただ、裁判当日に、裁判所前では毛沢東の肖像等を掲げ、4.50名が抗議の意思表示をした事。また、薄熙来被告の長男(前妻との間の子供)、兄弟姐等の薄熙来被告の親族が裁判を傍聴した事。その薄熙来被告の長男がマスコミ向け声明を出した事は間違いのない本当の事のようです。

 

 



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