中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省の糯米文化

2017年04月06日 | 少数民族の食べ物

今年の春節には、雲南省でも南西部に位置する臨滄市、芒市、端麗市等の地方に行っていたのですが、この地域は大理州、麗江市、曲靖市等の雲南省でも北部に位置する地方と比べると、割合に良くお強、モチ等のモチ米が食べられている様に思います。臨滄市、芒市、端麗市等の市場や屋台等では、お強やモチが売られているのを良く見かけます。

端麗市の農貿市場で売られていたモチ。紫色のは紫糯米と云うもち米の種類で搗いたモチ。この手の物は昆明駅前の屋台でも見かけます。搗いたモチを薄く伸ばして焼いた物を売っている事が多い。


これはゴマを付けた物。臨滄市の農貿市場で売られていたモチ。


臨滄市の市場で見かけたモチ。モチを湯がいて、きな粉を塗し売っていました。結構美味しいです。

 

ゴマダレもあるかと思いましたが、きな粉のみ。

 

お強。 美味しいです。

 

色付けしたお強。この様な光景は大理では見かける事はありません。

このブログでも、何度か触れ事がありますが、大理州では、冬至にモチ(中国語では糯米粑粑)を食べると云う風習があるので、冬至の前後にはモチが売られますが、冬至が過ぎると姿を消します。お強は、一年を通して大理では見かける事はありません。

大理市で冬至の時期になると売られるモチ。あまり美味しいとは云えません。日本で売られているモチもそうですが、糯米100%では無いので余り美味しいとは云えない。但し、大理古城に、一軒だけですが、美味しい糯を売っている店があり、モチが売られる様になると、私は何時もそこで買います。

 



最新の画像もっと見る