中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省大理で売られている昆虫

2017年03月30日 | 少数民族の食べ物

大理古城でも観光客目当てに、屋台で幾つかの種類の昆虫が売られています。があまり売れている様には見えません。何せ新鮮とは言え難いので、食べて見ようと気にはならない様です。油で揚げた昆虫ですが、一体全体何日経っているだろうと思うと、とても食べる気にはなりません。また、値段も高いです。

買わないなら、写すな(非買勿照)との注意書きがありますが、買わないで写真を撮る人が多いので、この様な注意書きがある様です。

 

一串15元ですから、かなりの値段です。買うと油で揚げてアツアツで渡してくれます。これは蛹です。


売られている昆虫は、蛹、蝉、サソリ、ヤゴ、竹虫等ですが、揚げ油も大分年季が入っている上に、揚げてから大分日にちも立っているので、とても食べて見ようと云う気持ちにはなりません。

 

私の所で日本語を勉強している子供がいるのですが、嫌いな食べ物は何かと聞いたところ「昆虫」との答えでした。その子供は雲南省生まれなのですが、昆虫も苦手と云う子供も増えている様です。日本で嫌いな食べ物はと尋ねたら「昆虫」と云う様な答えは有り得ないと思いますので、これも中国ならではの事かも知れません。

私は、サソリ、蛹、竹虫、、蜂子等を食べた事がありますが、油で揚げるとどれも同じような食感です。



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