貴州の少数民族の住む村では、今も伝統的な機織機で機織りが行われているようです。機織り機も苗族、トン族では違うようですし、また、同じ民族では地域により機織り機も少し違いがあるようです。綿での布を織るのが多いようで、麻布はあまり見かけません。
从江県岜沙村などでは、今でも綿を使い布を織る光景を見かけます。しかし以前と比べると布を織る家は年々減っているようです。祭りの際などには、外部から業者が村に来て、機械で織った布を商っている姿も見かけます。
これは岜沙村(苗族)のある家での機おりの様子。家族が着るものは基本的には自分で織るそうです。
こちらはあるトン族の村で見た機織り機。布は格子縞です。この布は、染めないでこのまま、夏などに着る着物を作るようです。
これはあるトン族の村で見かけた機織りの光景。人が支えて機織りをするという珍しい機織り光景。
これは別の苗族の村で見た機織り機。この村では紡いだ糸を下の写真のようにこのように、建物に巻きつけていました。