中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国で出版された新書

2018年04月27日 | 日本と中国

先日雲南省の保山市に行った際に、保山市内にある新知書店を覗いて来たのですが、中華書局と云う出版社から出された新書が並んでいるのを見つけました。日本とは違い中国には文庫本や新書は無い様で、それで不便を感じていたのですが中国にも新書があるのかと驚いたのですが、それでも中国では、まだまだ新書版の本は少ない様に思います。

実は、私が中国で初めて新書版の本を見たのは、去年の春節の時雲南省臨滄市内の新華書店でしたが、その時は見ただけで買わないで終いましたが、今回は私が何とか読むことが出来そうな本を見つけたので、記念の意味も込めて一冊買った来ました。

書店を覗くのが趣味の様な事もあり、大理市や昆明市内の新知書店や新華書店や個人経営の書店も良く覗くのですが、今の時点は、他の書店では新書の本は見かけた事はありません。そう云う意味では中国では新書版の本は、まだ極々少数で例外かも知れません。去年末上海へ行った際にも何軒かの書店を覗いたのですが、新書は無かった様に思います。

 

中華書局と云う出版社から出された新書版の本。2015年が初版となってます。岩波新書と大変に似たデザインとなってます。私が買ったのは「髄園食単」と云う本で、値段も16元と手頃です。「髄園食単」は、清の時代に書かれた中国の飲食文化に付いての本との事。私が初めて中国で買った記念すべき新書。

 

新華書局から出版された新書シリーズは「中華経典指掌文庫」と呼ぶようで、「老子」「論語」「茶経」等中国の誰でも知っている様な古典が並んでいます。「中華経典指掌文庫」は「中国の身近な文庫シリーズ」と云う様な感じかと思います。

 

 



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