中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

MH370便依然手がかりなし

2014年03月14日 | 中国事情

WSJやCNN等の一部の西側のメディアが、マレーシヤ航空370便は連絡を絶った後も5時間ほど飛行をし続けたとの報道を流しているようですが、中国の中央CCTVの今日14日の午前10時ニュース番組では、この報道を否定しています。14日付の財新網(電子版)や新京網(電子版)等でも、MH370便が連絡を絶った後も約5時間飛行した形跡があるとの報道については疑問を呈しています。

13日の19時30分時点での財新網(電子版)に拠れば、昨日13日午後17時30分に開かれたマレーシヤ関係当局の記者会見の席上で、マレーシヤ政府交通大臣(注:代理との事)が「その様な事実は正確ではない」「inaccurate」と答えたとの事です。また、同じ記者会見の席上では、マレーシヤ航空のCEOは、MH370便は、0時07分(注:北京時間)にレーダーから機影が消えたが、レーダーは正常に働いていたとも述べたとの事です。

また、同じ記事の中で財新網は、MH370便はレーダーから機影が消えた後5時間ほど飛行し続けたとのウォールストリートジャーナルのその記事について報道していますが、やはり独自に航空専門家に色々と取材をして、その結果としては、やはりその様な事実はないと思うと否定しています。財新網に拠れば、アメリカの捜索隊の一部はその可能性も含めあらゆる可能性を考慮して、その海域(注:インド洋と思われるとの事)でも捜索を始めるとの事。

13日の財新網(電子版)に拠れば、現在では、中国、アメリカ、インドネシア、ベトナム等の国々から軍艦を含む43隻の船舶と40機の航空機が、MH370便の捜索に参加している事ですが、依然手がかりが掴めないので捜索範囲を大幅に拡大しているとの事です。

中国中央TVでは、日本からもマレーシヤ政府の要請を受けてP3C哨戒機等が、捜索の海域に向かいMH370便の捜索に参加するとのニュースは流していますが、財新網や新京網等では、日本が捜索の為に航空機を派遣したと云うニュースは、今の段階では報じていません。また、インドもMH370便の捜索のために船舶や航空機を新たに派遣したとの事です。

 



最新の画像もっと見る